お疲れ様です、もちゅです。
皆さん、ワイヤレスイヤホンに何を求めますか?
音質・ノイキャン・機能・装着感、色々な要素があるかと思いますが、本日は「音質」に極振りしたタイプのモデルをご紹介いたします。
その名も、
SOUNDPEATS Air5 Pro+
コチラは今かなりアツい「MEMSドライバー」を搭載したワイヤレスイヤホンになっていて、中・高音域の煌びやかさが圧倒的。それでいて、ワイヤレスイヤホン界隈ではかなり上位に入りそうな圧倒的なパワーを持つ低音域、そしてそれらの音を制御する高性能なアンプ内蔵という事で、とにかく音質に特化したワイヤレスイヤホンになります。
また、Snapdragon sound認証のaptX LosslessやLEオーディオに対応しており、これもまた音質に大きな影響を与えてくれます。
もちろん、ANCもちゃんと強力な物が積まれており、周囲の騒音レベルで自動的に調節してくれるアダプティブモード対応だから、通勤やカフェや図書館や、様々なシーンで活躍してくれる事間違いなし!
価格は15,380円と、手を出すのに少し慎重になりだす価格帯ですが、それに見合った音楽体験であるのは間違いないです。
本日は、そんな「SOUNDPEATS Air5 Pro+」について余すことなく紹介していきます、是非最後までお付き合いください。
- MEMS+ダイナミック+専用アンプで、中高音の煌びやかさと超パワフルな低音を両立した“音質極振り”ワイヤレスイヤホン。
- aptX Lossless・LDAC・LE Audio・Snapdragon Sound対応&強力ANC+高性能マイクで、音楽も通話もハイレベルだが、空間オーディオなど機能面の割り切りもアリ。
- 音質とノイキャンさえ良ければOKな人には激推しだが、万能さやバッテリー持ちを重視する人にはやや優先度が下がる1台。
※利用期間: 2025年11月21日(金)00:01~12月21日(日) 23:59
『Amazon用クーポンコード』
8%OFFクーポンコード:SPA5P25BF19(販売ページのクーポンと併用可能)
既存の割引価格からさらに8%OFFが適用されます
【結論】買うべき人 / 待つべき人
買うべき人
- 音質に極振りしたワイヤレスイヤホンを求めていた方
- 音質・ノイキャンが良ければ他は求めていない方
- aptX Losslessが使える端末を所持している方
待つべき人
- 機能性も高い万能イヤホンを求めている方
- 長時間使えるバッテリーもちの良い物が欲しい方
「SOUNDPEATS Air5 Pro+」のスペック&特徴
| SOUNDPEATS Air5 Pro+ | |
|---|---|
| イヤホンタイプ | カナル型 |
| ドライバー | MEMSドライバー 10mmダイナミックドライバー |
| 対応コーデック | SBC/AAC/LDAC aptX Adaptive / aptX Lossless LC3 |
| ANC | AIアダプティブANC (最大55dB) |
| バッテリー持ち | 「ノイズキャンセリングOFF時」 イヤホン単体 : 6H ケース込み : 30H 「ノイズキャンセリングON時」 イヤホン単体 : 3H |
| 充電 | Type-C (10分で2時間再生可) |
| マルチポイント接続 | 最大2台 (LDAC併用不可) |
| カラバリ | ブラック |
| 重量 | 片耳 : 約5g ケース込み : 約51g |
| 参考価格 | 15,380円 → Amazon |
- MEMS + ダイナミックのハイブリッドドライバー搭載
- 専用アンプ搭載でMEMSのポテンシャルを最大限発揮
- LDAC, aptX Lossless, LE Audioの豪華コーデック仕様
- ハイレゾ認証、Snapdragon soundの高音質認証を取得
- AI使用の強力なアダプティブノイズキャンセリング
- 6基マイク + AIノイキャンで高品質な通話音質
「SOUNDPEATS Air5 Pro+」開封・外観
開封



化粧箱はめっちゃ気合入ってます。
外のスリーブカバー的なのを外すと、肌色の厚めの箱が出て来て、パカッと蓋を開けるタイプで、お高い腕時計が入っている箱のような、高級な開封体験を味わう事ができます。

- イヤホン本体
- 替えイヤーピース (S/L)
- 説明書類
- ステッカー
- 充電ケーブル (A to C)
外観を写真でチェック





ケースはブラックがベースカラーで所々にゴールドが使われた高級感を感じるカラーリングで、質感はマットで指紋が目立ちにくくなっています。
蓋を開けるとより一層高級感を感じるデザインになっています。まず、中央下部にある艶感のある素材の上に筆記体の文字が書かれているのに加え、イヤホン本体のゴールド部分が神々しくて、蓋を開ける度にテンションがブチ上ります。


イヤホン本体は艶感のあるブラックがメインでスティック部分の側面はゴールドになっており、スティック側面部分は上側の一部のみ艶感のある素材が使われていて、それ以外はマットな質感でデザインのこだわりを感じます。
イヤーチップのカラーリングにもこだわりを感じて、表面は透明ブラックでそこから透けて内側のオレンジが見えるのが、製品デザインとマッチして凄く良いカンジです。

重量は片側4.8gです。

ワイヤレス充電は非対応です。
装着感と操作性をチェック
浅めの位置にフィットする装着感

実際に装着してみるとこんなカンジの見た目です。
装着感は浅めになっていて、耳の浅い所でフィットしているので、耳への引っ掛かりなどはなく、口を大きく開けて喋ったりするとズレてきます。とはいえ、しっかり密閉してくれているので、耳への圧迫感は少ない物の、ノイキャンOFF時でも外の音はある程度遮断しています。
操作性は王道のタップ式
ジェスチャー操作は普通のタップ式になっていて、1本指で直感的に操作できます。シングルタップは誤操作が多くなるので、オフにして使う事を推奨します。

- シングルクリック
- ダブルクリック
- トリプルクリック
- 1.5秒長押し
ジェスチャー操作の設定で気になったのは、ノイズキャンセリングのモードチェンジで、「ノーマルモード」をスキップできない事です。ライバル機であるAnker Soundcore Liberty5では、「ANCオン」「外音取り込み」のみで切り替えが行えますが、Air5 Pro+は間に「ノーマルモード」を挟んでしまうので、少し使いにくいです。
この部分は今後のアップデートに期待したいですね。
音質について

- 高音域
-
- 音1つ1つの粒立ちが良く、アコギなどで煌びやかさや繊細さを感じる
- スネアやハイハットの音が「シャリシャリ」ではなく「キラキラ」して聴こえる
- 電子音系の音はパラパラとしている
- 煌びやかさが強く、耳に刺さるシーンがちょいちょいある
- 中音域
-
- ボーカルラインはほんの少し遠め
- 男性ボーカルは埋もれがちで、ボーカルの息遣いまで繊細に捉えるのは難しい
- ドラムロールなど楽器系の音はきめ細かく聴こえて気持ちい
- 低音域
-
- キレが弱くちょいちょいボヤ付きがある
- 圧倒的なパワーがあって沈み込みや迫力を感じる
- 音場・定位
-
- 程よく広く、定位も問題なし
| 繊細 | 迫力 | |
| 高音より | 低音より | |
| クール | ウォーム | |
| 狭い | 広い |
※感想はLDAC接続時
音の傾向は「強めのドンシャリ」といった印象で、MEMSドライバーによる強力な高音域と、それに負けじと超強化された低音域で、中音域がその波に押し寄せられて少し遠めに聴こえてくるのが特徴的でした。
とは言った物の、全体的なバランスは非常に良く、高音域から低音域まで曲の総合力を楽しめる味付けで、最高に楽ししいリスニング体験が得られます。
個人的に衝撃を受けた部分が、MEMSドライバーをしっかり使いこなしていた部分で、MEMSドライバーを搭載したイヤホンって、その特徴的な高音域に全てを持っていかれ、「MEMSドライバーに使われた音質」といった事が良くあるのですが、Air5 Pro+はしっかりその力を制御できており、「MEMSドライバーを使いこなし音質」、SOUNDPEATSがしたい理想のチューニングに仕上がっている気がします。専用のアンプを搭載している効果がしっかり出ていました。
モニターイヤホンなどの味付け無しの音とは対極の存在で、極限まで味付けされた音を楽しみたい方におすすめです。
最近のきゃぴきゃぴした楽曲、アニソン・ポップスといった勢いのある曲と相性が良いように感じます。
aptX Losslessに対応している端末だと最高
Air5 Pro+は「aptX Lossless」に対応しており、圧倒的な解像感と低遅延でワイヤレスイヤホンを使用する事ができます。
LDAC接続時よりも一段階上の解像感、「バッキバキ」という表現が似合うサウンドになり、それでいて低遅延で使用する事ができるので、音楽視聴もゲームもかなり快適に使用できます。

Air5 Pro+は「LDAC」接続時に「マルチポイント接続」、「ゲームモード」を使用する事が出来ません。15,000円の価格を考えるとかなりマイナスな評価をせざるを得ない仕様ですが、「aptX Lossless」接続時はそういった縛りから解放されるみたいで、対応端末であればAir5 Pro+の実力を最大限に生かすことができます。
ただし、iPhoneではこういった高音質コーデック、LDAC・aptX Losslessの恩恵は受けられないので、その点は注意してください。
コレに関してははAppleが悪い!(彼は冗談を言っています。)
EQカスタマイズ

- 適応型EQ
- プリセットEQ (12種類)
- カスタムEQ
EQの設定は聴力テストを通して使用者に最適化してくれる「適応型EQ」、プリセットEQ、カスタムEQに対応しており、幅広く音をカスタマイズする事が可能です。
デフォルトでは、「SOUNDPEATS クラシック」になっていますが、そちらを使用した際の感想が上記の「音質データ」になります。ただ、個人的には低音のパワーが強く、ボーカルラインが少し物足りなく感じるため、プリセットEQの「低音を弱く」で使用しています。
「低音を弱く」を使用すると、ボーカルラインが低音域に引っ張られて籠りがちに聴こえる、という現象がなくなり、スッキリとしたボーカルを聴くことができます。このモードを使用した際の音質は、よりMEMSドライバーらしい高音域の煌びやかさを感じやすく、中・高音域が好みの方に最適な音質になるのかなと思います。
空間オーディオとなるモードは搭載されておらず、この価格帯のワイヤレスイヤホンでは珍しい仕様です。ライバル機となるLiberty5にはDolby Audioという完成度の高い空間オーディオが搭載されているので、その点は少し残念でした。
まぁ私自身、空間オーディオとなる物は普段全く利用しないんですけどね。
ノイズキャンセリングについて検証

スピーカーを使用して下記の音を大音量で再生。
その消込具合を確認。
- カフェの雑音 (70dB近辺)
- 電車の走行音 (80dB近辺)
※全て私の体感でのになります
※音楽を流さず検証を行います
- カフェの雑音
-
- 広い音域幅でガッツリ消しこまれていた
- 人の喋り声も8割カット
- 食器同士がぶつかる音などの高音域帯は貫通してくる
- 若干低域の音が残る
- 電車の走行音
-
- こちらも幅広い消込
- 低域の轟音は若干残る
評価 : 8.0 / 10.0
ノイズキャンセリングはそこそこ優秀でした。
周囲の嫌なノイズ、空調の音や電車の走行音といった部分をしっかり消しこんでくれて、価格なりの性能を感じます。
ノイズキャンセリングが強力で有名なAnkerのLiberty5と比較すると、一回り劣るかなという印象で、そちらは低音域・中音域をよりガッツリ消しこんでくれます。が、あくまで比較を行って感じたレベルの違いなので、Air5 Pro+でも実用上は十分満足のいく性能なのかなと思います。
アダプティブモードに対応

- 適応型ノイズキャンセリング
- 室内ノイズキャンセリング
- 屋外ノイズキャンセリング
- 屋外交通
ノイズキャンセリングは周囲の環境音に応じて自動的に調節してくれる、「適応型ノイズキャンセリング」をしっかり搭載されていて、このモードで常時使用する事で、環境が変わるたびにいちいち調節する必要が無くて非常に便利です。ライバル機のLiberty5は非対応だったので、この点はAir 5 Pro+の方が優れていますね。
外音取り込み性能を見る

- 人の声の強調
- 標準的な外音取り込みモード
実際に外音取り込みモードを使用してみると、どちらのモードでも「サーーー」っというホワイトノイズが載ります。
「標準的な外音取り込みモード」を使用してみた感想は、凄く自然に外音を聴くことができて、イヤホンを装着していない時とほとんど同じでした。スピーカーでYouTube動画を流し、非装着時と外音取り込み越しとで比較を行ってみましたが、ビックリするくらい同じに聴こえます。
外音取り込みの完成度はかなり高く感じます。
が、若干「サーー」というホワイトノイズが載ってしまっており、私自身そこまで気にならなかったですが、こういった音に敏感な方は注意が必要です。
また、「人の声の強調」では、しっかり人の声を大きく聴けるので、例えばコンビニでの会計のシーンなど、人との会話シーンではかなり活躍しそうです。
マイク音質チェック
マイク音質はかなりクリアに感じます。
低音のピックアップは少なめで、声の厚みは感じにくい物の、中音・高音の成分はしっかり拾われており、聴きとりやすい音質です。ノイズキャンセリングもそこそこに優秀で、カフェの雑音の中でもちゃんと声を聴きとれるので、ノイズの多い環境で会議をする場合でも問題なく使えそうです。
「SOUNDPEATS Air5 Pro+」レビューまとめ

- MEMSドライバーによる煌びやかさのある中・高音域
- LDACやaptX-Losslesによるパラパラ感を感じられる解像感の高い音質
- ワイヤレスイヤホンの中ではトップレベルのパワーを持つ低音域
- 圧倒的な迫力と臨場感、生感を感じられる音質
- 価格なりの強力なノイキャンと自然な外音取り込み
- 蓋を開けた時に所有欲を満たしてくれる高級感のあるデザイン
- 装着検出・LDAC併用可能なマルチポイント接続に非対応
- 空間オーディオに非対応
- ワイヤレス充電に非対応
- ノイズキャンセリングの切り替えで「ノーマルモード」が飛ばせない
- バッテリーもちが悪い
以上になります。
いかがだったでしょうか?
一見、「全部入りの万能ワイヤレスイヤホン」みたいな顔つきをしていますが、蓋を開けてみると中身は「音質特化型のワイヤレス」になっていて、予算の全てを音質向上のために使い切った、と言っても過言ではないレベルで完成度の高い音質で、大迫力・臨場感・生感、こういった部分を強く感じられるワイヤレスイヤホンでした。
その反面、音質に影響を与えない部分の機能面は非常に弱く、10,000円以下のモデルに当たり前のように搭載されている機能などが、Air5 Pro+では搭載されていなかったりします。そのため、万能なワイヤレスイヤホンを求めてる方には、あまりおすすめできない製品だと感じました。
ワイヤレスイヤホンに求めるのは「音質・ノイキャン」それだけだ!
みたいな方におすすめできる製品です。
そんな音質至上主義な方、是非年内最後のビックセール、Amazonブラックフライデーでポチッと行っちゃいましょう。
本日は最後までご覧いただきありがとうございます。
次回はAir5 Pro+のライバル機、Anker Soundcore Liberty5のレビューでお会いしましょう。
では、また。
※利用期間: 2025年11月21日(金)00:01~12月21日(日) 23:59
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