お疲れ様です、もちゅです。
イヤーカフ型が好きすぎてまたしても買ってしまいました。今回はイヤーカフ型の始まりの地ともいえるHUAWEI FreeClipの2世代目で、 かなり期待できる1台になっています。
その名も、
HUAWEI FreeClip 2
数年越しの2世代目という事で、初代からかなりの進化を遂げている本製品。一番の注目ポイントはケースが超絶コンパクトになった所。考え抜かれた革新的な格納方法により、初代に限らず他のイヤーカフ型と比べて、圧倒的な差を付けています。
その他では自動で音量を調節してくれる機能が搭載されていたり、装着時に左右を認識してくれる機能、ヘッドコントロールといった、機能面も全部入りです。
本日の記事では、現在愛用中のShokz OpenDots ONEとの比較を織り交ぜつつ、「HUAWEI FreeClip 2」の実力を見ていきます。
是非最後までお付き合いください。
- HUAWEI FreeClip 2は、革新的な格納設計で圧倒的にコンパクトなケースを実現したイヤーカフ型イヤホン。
- 自動音量調節・AI通話ノイズキャンセリング・スワイプ操作など機能面は現行最高水準。
- 中高音域の広がりが魅力の音質だが、アニメ等の映像コンテンツ用途とは相性がやや悪い。
【結論】買うべき人 / 待つべき人
買うべき人
- 今、イヤーカフ型のハイエンド機が欲しい方
- PC作業中以外にも日常の家事で使いたい方
- 騒がしい環境での会議などで使用したい方
待つべき人
- アニメなどの映像コンテンツ用途でも使いたい方
- 定まらない装着感が苦手な方
「HUAWEI FreeClip 2」のスペック&特徴
| HUAWEI FreeClip 2 | |
|---|---|
| イヤホンタイプ | イヤーカフ型 |
| ドライバー方式 | 10.8mmデュアルドライバー |
| 対応コーデック | SBC, AAC |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 通信範囲10m |
| 連続使用時間 | ケース込み : 38時間 単体 : 9時間 |
| 充電方式 | Type-C, ワイヤレス |
| マルチポイント接続 | 対応(最大2台) |
| 重量 | イヤホン片耳 : 5.1g ケース込み : 37.8g |
| 防水性能 | IP57 (ケース : IP54) |
| 搭載機能 | ・左右自動認識 ・AI通話ノイズキャンセリグ ・装着検出 ・自動音量調節 ・自動音声ピックアップ ・ヘッドコントロール ・落下通知機能 |
| カラバリ | ブルー、ホワイト、ブラック |
| 参考価格 | 27,280円 → Amazon |
- 革新的な格納方法によりケースが圧倒的にコンパクト
- NPU AIプロセッサ搭載でレベルの高い機能が積まれている
- 周りの騒音に合わせて音量を調節する自動音量調節
- IP57のかなり高い防水性能
- ヘッドコントロール・スワイプ操作と操作性が高い
- 左右自動認識で装着時に左右が決まる
- 5.1gとかなり軽いイヤホン本体
- 可愛いブルーカラー
開封・外観
開封



- イヤホン本体
- 説明書類
充電ケーブルは付いてこないみたいですね。ワイヤレスイヤホンをたくさん買ってると無限にケーブルが増えるので、コレはありがたい仕様。
外観を写真でチェック




ケースの外観を見ていくと、これまた質感が鬼高いです。
プラスチックのはずなんだけど、細かい網目のようなテクスチャが入っており、まるで布のような高級感のある質感です。カラーはブルーを選んでおり、どちらかと言うと空の色に近い水色で、可愛いです。
正面にはロゴとLEDインジケータ、下部に充電端子、側面にペアリング用のボタンがあります。

そして驚くべきはケースのサイズ感。
従来までのイヤーカフ型の中では断トツで小さく、ワイヤレスイヤホン全体で見てもここまで小さいのは非常に珍しいと思います。と言うかこのサイズは見たことないです。

ケースの蓋を開けるとそのコンパクトさの謎が解け、デットスペースを限りなく無くした革新的な格納方法になっています。イヤホンを立てた状態での収納、左右のアーチ部分を交差させる発想、ホントに素晴らしいです。
イヤホンとケースはマグネットでくっついているので、収納がスムーズな上に簡単には落ちません。




イヤホン本体は、ドライバー側が球状、反対側が豆になっているオーソドックスな形状をしています。豆側がかなりコンパクトなのは特徴的ですね。
また、アーチ部分が非常にコンパクトなのも特徴的です。装着時に見た目がスマートになるので、かなりポイント高いです。
質感は、アーチ部分のみゴムっぽいシリコンが使われており、それ以外は鏡面仕様です。耳に触れる部分がグリップ感のある素材ではないため、滑りやすそうなのは気になります。
色のおかげなのか、特殊加工が施されているからなのかは分かりませんが、鏡面仕様なのに指紋が全く目立たないです。購入前にある程度は覚悟をしていたので、コレは嬉しい誤算。

ワイヤレス充電にもしっかり対応していますね。

重量は5.1gです。
イヤーカフ型の中ではかなり軽い。
装着感をチェック

装着してみるとこんなカンジ。
耳に触れている面積が少なく付いている感が全くないです。Shokz OpenDots ONEのように耳に沿う形では無く、一般的な「C」形状なので、見た目のスタイリッシュさは少し弱いです。ただ、鏡面の感じがシルバーアクセサリーっぽさを演出しており、おしゃれ度はFreeClip 2の方が高いですね。
毎度のことながら、全力首振りテストを行ってみましたが、ズレたりといったことは無かったため、ランニング用のイヤホンとしても使えそうです。
グリップ感の少ない素材なので、少し心配していましたが、問題なかったですね。
イヤホンの操作性

- ダブルタップ
- トリプルタップ
- 長押し
- スワイプ
FreeClip 2では何とスワイプ操作に対応しています。これめっちゃポイント高い!
おかげで、片耳のみの使用時でも音量の上げ下げを行う事が出来るんですよね。上にスワイプで音量アップ、下にスワイプで音量ダウンってカンジでかなり使い勝手が上がります。

また、豆部分のタップ以外にもアーチ部分をタップしての操作も可能で、これもまたポイント高い!
個人的にアーチ部分でのタップの方が好きなんですよね。

ただ、1つだけ欠点があって、長押しに割り当てられる操作が「音声アシスタント」しかない事。
長押しに曲送り/曲戻しを割り当てられたら、片耳使用時でも再生/停止・曲送り/曲戻し・音量上げ/下げと、行いたい全ての操作が行えるようになります。
この点はアップデートに期待ですね。
自動音量調節が凄い

FreeClip 2には周囲の環境音に応じて音量を自動で調節してくれる機能があります。アプリの「試験的な機能」→「適応音量」から設定可能です。
実際に使ってみると、この機能かなり便利です。てか革新的過ぎます!
家で使用する際にかなり重宝しており、料理をする時を例に挙げると、換気扇を付けたり、電子レンジを使用したり、洗い物をしたり、一時的に騒音が発生するシーンってありますよね。今まで愛用していたOpenDots ONEだと、騒音が発生する度に音量を調節、もしくは妥協したりと、地味にストレスでした。
FreeClip 2はその調節を自動で行ってくれちゃいます。ホントに神。
動作もかなり高感度で、騒音に対してリアルタイムで音量が変化します。犬が吠えると音量が上がって少し面白い。
ただ、屋外での使用には少し注意が必要です。騒音に対してガッツリ音量が上がるので、カフェで使用したりすると音漏れが心配です。
使用してみたカンジ、自分が設定した音量を基準に音量が調節されるっぽいので、通常時で何となく聞こえる程度の音量であれば、騒音の中でもそれほど大きな音量にはなりません。
とは言え、私の実運用では家用のFreeClip 2、外用のOpenDots ONEみたいになりそう。
音質レビュー

- 高音域
-
- 繊細かつ綺羅びやか
- 上に抜けていく気持ちよさがある
- 中音域
-
- ボーカルとは適度な距離感があり音の広がりを感じる
- エッジの効いた部分などが強調され細かなニュアンスまで捉えられる
- 低音域
-
- タイトかつコンパクトな低音
- 聴き応えを感じるような迫力はなく、音に若干の厚みを足す量感
- 音場・定位
-
- 広め
| 繊細 | 迫力 | |
| 高音より | 低音より | |
| クール | ウォーム | |
| 狭い | 広い |
- 全体の感想
-
- 中高音をメインとし、ゆとりのある広がりを感じる音
- 抜け間と繊細さが特徴的な音
- 一言まとめ
個人的評価 : 9.6 / 10.0
音質、めっちゃ私好みの音です。
中高音域が全方位にスッキリと広がり、抜け感と繊細さを感じられると同時に、キラキラしつつも心地の良い味付けです。低音が程よい量感なのがポイント高く、おかげでリッチなサウンドになっています。
低音ガッツリかつボーカルラインが一歩前に出てくる、OpenDots ONEとはかなり経路の違う音質です。
OpenDots ONEで感じられなかった、中高音の広がりと、ゆとりのあるボーカルライン、繊細さという部分をFreeClip 2で感じることができました。
メイン機入れ替えます!
ただ、アニメ用途には少し向かないかなと感じます。中音域が若干後ろ目になっているため、セリフよりも効果音やBGMが前に出て来てしまい、聞き取りにくい場面が多いです。EQ設定で「ボーカル強調」にするとそれが改善されますが、それでも男性声優の迫力感などを表現しきれてなかったりします。
個人的にはアニメなどの映像コンテンツ用途なら、OpenDots ONEの方が好きですね。
空間オーディオには非対応
FreeClip 2は空間オーディオに対応していません。
ここまでライバル機として挙げてきたOpenDots ONEは完成度の高いDolby Audioという空間オーディオに対応しているため、こういった側面からも映像コンテンツ用途には向かないと言えます。
EQカスタマイズ

- デフォルト
- 高揚
- 高音強調
- ボーカル強調
- カスタムEQ
EQ設定は非常にシンプルです。
最近のワイヤレスイヤホンでよく見る使用者に最適してくれるEQ設定とかはありません。
通話品質のチェック
雑音なし
カフェ雑音
電車走行音
カフェ雑音+風ノイズ
マイク音質、とんでもないですね。
カフェの雑音や電車の走行音といった環境音はしっかり消えてるし、風にも耐性があって相当レベルが高いです。かなり音量が大きいはずの電車の走行音を、コレだけ消しこめているのは衝撃的でした。
また、ただ消しこんでいるだけでは無く、喋り声が違和感なく聞き取れる状態で保たれている所もとんでもないです。
ワイヤレスイヤホンの中でも上位に位置するマイク性能かなと思います。
少なくとも今まで使用してきたイヤーカフ型の中ではトップ。
音漏れを調べる

検証内容
耳に装着した状態で、音楽を流し、耳から15cmほど離した位置にマイクを持ってきて、各音量ごとの音漏れを確認する。
検証結果
- 音量50%
-
音は聞こえない
- 音量60%
-
かすかに何かが鳴っていることが分かる
- 音量70%
-
曲が流れてると分かり始める
- 音量80%
-
ちょいちょい歌詞が聴きとれる
製品ページでは音漏れ防止技術について触れていませんでしたが、音漏れに関しては他のイヤーカフ型と大きな違いは無いように感じます。
音量50%程度での使用であれば、カフェなどでも問題ないですが、それ以上になってくると他の人に聴こえる可能性が出てきます。なので、電車やバスでは使用できません。
人のいない環境や、日常に音楽をちょっとプラス、見たいな用途で輝ける製品です。
遅延を検証

FreeClip 2には低遅延モードがあります。
デフォルト状態では動画編集など少し厳しかったのですが、オンにすれば問題なく使用できます。また、音ゲーやFPS系のゲームでも普通にプレイできました。普段からガッツリやりこんでる方だったら多少の音ズレを感じるのかもしれませんが、たまにする程度の私にとっては十分に感じます。
競合とのスペック比較
| HUAWEI FreeClip 2 | HUAWEI FreeClip | Shokz OpenDots ONE | SONY WF-LC900 | Bose Ultra Open Earbuds LE | Anker Soundcore AeroClip | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ドライバー | 10.8mm | 10.8mm | 16mm相当デュアル | 10.0mm | 不明 | 12mm |
| LDAC | L2HC | DSEE | aptX Adaptive | |||
| バッテリー (単体) | 9時間 | 8時間 | 10時間 | 9時間 | 7.5時間 | 8時間 |
| 重量 | 5.1g | 5.6g | 6.5g | 6.4g | 6.5g | 5.9g |
| 本体防水 | IP57 | IP54 | IP54 | IPX4 | IPX4 | IPX4 |
| 操作性 | ||||||
| ワイヤレス充電 | ||||||
| 自動音量調節 | ||||||
| 空間オーディオ | Dolby Audio | 360 Reality Audio | ||||
| 価格 | 27,280円 | 27,800円 | 27,880円 | 29,700円 | 39,800円 | 17,990円 |
| セール価格 | 24,800円 | 17,800円 | 22,345円 | 26,675円 | 25,456円 | 14,390円 |
※価格はAmazon価格を参照
※セール価格はAmazon最安時の価格を参照
この中だと、FreeClip 2以外ではOpenDots ONEしか所持していないため、音質面や装着感での感想は言えないが、単純に機能性と価格のバランスを考えると、FreeClip 2が大幅にリードしているのかなと思います。
SonyさんのWF-LC900も最近出た製品で、こちらは骨伝導を使用したマイク、圧縮音源のロスを減らす独自技術、DSEEを搭載しており、かなり気になっています。
「HUAWEI FreeClip 2」レビューまとめ

- 他を圧倒するレベルでコンパクトなケース
- 日常生活で便利すぎる自動音量調節
- 中高音域にフォーカスを当てた煌びやかでゆとりのある音質
- 電車の音にも負けないマイクノイズキャンセリング
- ジェスチャー操作でスワイプが使用可能
- 装着位置がバシッと定まらない
- アニメにはあまり向かない音質
以上になります。
いかがだったでしょうか?
「HUAWEIやってくれたな!」と言いたくなるような進化点が多く、今後登場してくるハイエンドイヤーカフ型のハードルを大きく上げてきたんじゃないかなと思います。
コンパクト過ぎるケース、怖いくらいしっかり動作する自動音量調節、超強力なマイクノイズキャンセリングと、既存のハイエンド機から大幅に差が付いた気がします。価格も今なら24,000円台で購入可能と、めちゃくちゃに高いわけでは無い所もポイント高いですね。
ちなみに、レビュー中に「メイン機入れ替えます!」と書きましたが、あれはマジです。家で使用する際のメイン機を入れ替えることにしました。それくらい日常にフィットした一台でした。
イヤーカフ型が好きで、ハイエンド機に手を出してみたい方、是非ポチッと!
最後までご覧いただきありがとうございます。
次回はOpenDots ONEとの比較記事を予定していますので、そちらもチェックしていただけたらなと思います。
では、また。


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