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【1万円台ガチ比較】Anker Soundcore Liberty 5/SOUNDPEATS Air5 Pro+/EarFun Air Pro 4+徹底比較

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お疲れ様です、もちゅです。

本日はもちゅガジェでは珍しい比較記事になっています。

コスパの高いワイヤレスイヤホンを出してるメーカーと言えば、Anker・SOUNDPEATS・EarFunあたりが上がってくると思いますがつい先月、3メーカーの本気の1台が出そろったんですよね。

  • Anker Soundcore Liberty 5
  • SOUNDPEATS Air5 Pro+
  • EarFun Air Pro 4+

今回はこの3製品のガチンコ比較を行っていきます。

価格はどれも1万5千円前後と、各メーカーの本気が伝わってくる価格帯で、皆さんも「どれかは欲しいけど迷ってる」、みたいな方が多いんじゃないでしょうか?
本日はそういった方に向けて、「どんな方にどれがおすすめか」までキッチリ結論を出していきます。

「ワイヤレスイヤホンに何を求めるのか」
「どういったシーンでワイヤレスイヤホンを使うのか」

この辺りを思い浮かべてからこの記事を読むと、決めやすいのかなぁと思います。
是非最後までお付き合いください。

では、どうぞ。

※SOUNDPEATS Air5 Pro+は製品提供を受けております。

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目次

結論 : クイック比較 (どんな人にどれがおすすめ?)

メーカー
商品名
Anker
Soundcore Liberty 5
SOUNDPEATS
Air5 Pro+
EarFun
Air Pro 4+
音質(4.2)(5.0)(4.7)
ノイキャン(4.9)(4.0)(4.2)
外音取り込み(4.2)(4.5)(4.7)
マイク音質(4.8)(4.3)(4.0)
装着感(5.0)(4.5)(4.3)
機能(4.6)(4.0)(4.8)
総合(4.6)(4.4)(4.5)

「ノイキャン最優先かつ日常使いのしやすさ」で選びたいなら

  • Anker Soundcore Liberty 5

他とは次元の違う強力なノイキャン性能で、通勤や通学といった騒がしい環境で使用する事が多いのならコレ一択です。他にもワイヤレス充電やしっかりフィットする装着感、レベルの高いマイク音質と、普段使っていて困る事はまずないのも特徴です。

音質面は他2機種に劣る物の、大迫力かつ解像感のある万人受けする音質になっているので、迷ったらコレを買いましょう。

  • ノイキャン最優先で決めたい
  • 使いやすさで選びたい
  • とりあえずおすすめ教えて

といった人には、Liberty 5が一番しっくりくるはずです。

→Liberty 5のレビューを見る

「音質最優先で選びたい」なら

  • SOUNDPEATS Air5 Pro+

MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーで、他2機種と圧倒的な違いを見せつけてくれる音質になっています。空間の広がりと表現力の高さがピカイチで、どんな楽曲とも相性抜群。

ただ、それ以外の面では非常に弱く、音質にこだわりが無い方には全くおすすめできない製品でもあります。バッテリー持ち・ノイキャン性能・機能の豊富さ、こういった部分の弱さを考慮したうえで、それでも音質を重視したいんだ、という変態な方は買っていいです。この圧倒的な弱点がかすむ位には、魅力を感じる音質だと思ってます。

  • 音質重視で選びたい方
  • 外での使用より自室で使用する頻度が高い方
  • 長時間使用は考えていない方

といった方には非常におすすめです!

→Air5 Pro+のレビューを見る

「バランス重視で選びたい、ボーカル好き」なら

  • EarFun Air Pro 4+

ボーカルの息遣いを聴きたい、ボーカルを近くで感じたい、こういったボーカル至上主義の方にとっては、これ以外の選択肢はありません。今回の3機種の中で唯一、ボーカルがメインに置かれているチューニングになっているのが、このAir Pro 4+です。

総合的に見たらLiberty 5よりも優れた機能性、そしてLiberty 5に近しいノイキャン性能と、バランスの良さで見てもかなりおすすめできます。

  • ボーカルメインのチューニングが好きな方
  • どの側面から見ても評価が高いバランス重視な物を選びたい方

という人には、一番良い選択肢。

→Air Pro 4+のレビューを見る

3製品の違い (スペック比較)

メーカー
商品名
Anker
Soundcore Liberty 5
SOUNDPEATS
Air5 Pro+
EarFun
Air Pro 4+
ドライバー9.2mmDDMEMS
10mmDD
BA
10mmDD
コーデック
SBC/AAC/LDAC
SBC/AAC/LDAC
aptX Adaptive
aptX Lossless
LC3
SBC/AAC/LDAC
aptX Adaptive
aptX Lossless
LC3
Bluetooth5.45.46.0
再生時間本体8時間本体3時間本体8時間
ノイキャンウルトラノイズ
キャンセリング3.5
最大55dB最大50dB
マルチポイントLDAC併用可LDAC併用不可LDAC併用可
低遅延モード
空間オーディオDolby︎ Audio
装着検出
ワイヤレス充電
防水IP55IPX5IP55
片耳重量5.2g5.04g
参考価格14,990円15,380円13,990円
Amazon最安値11,990円11,687円11,490円

音質比較:どれもハイレゾ級、その中でキャラが違う

ココからは皆さんが最も気になっているであろう音質の比較を行っていきます。

非常におもしろい事に、これら3製品の音質はそれぞれ全く異なった特徴を持っています。どれかが極端に音質が悪いというカンジでは無く、どれも己の道に特化した、価格に見合う良い音質です。

Anker Soundcore Liberty 5:程よい迫力と硬めの響き、解像感の高さが特徴

「Anker Soundcore Liberty 5」の音質データ
高音域
  • スネア・ハイハットなどの音がよく聴こえる
  • アコギの弦をはじく際に鳴る繊細な音も奇麗に聴きとれる
中音域
  • ボーカルラインは遠いが、クリアでハッキリとしている
  • 特に高音成分が強く、息遣いまで繊細に聴きとれる
  • 逆にアニメのセリフなどは聴き取りにくい
低音域
  • しっかり深く沈み込むタイプの低音
  • 低音重視の迫力サウンド、とまでは行かないがパワーを感じられる
音場・定位
  • 程よく広いが上方向の広がりは弱め
繊細迫力
高音より低音より
クールウォーム
狭い広い
全体の感想
  • 弱ドンシャリ傾向の音質で迫力のあるサウンド
  • 冷たく硬めの音質だが、解像感の高さを感じやすくハキハキしている
一言まとめ

無難に良い音

個人的評価 : 8.4 / 10.0

音質的には他2機種に劣る部分がありますが、音質が足を引っ張っておすすめしにくい、というレベルでは無く、迫力と解像感の両方を兼ね備えた、無難に良い音だよね、と思える音質かなと思います。

音質マニアにとっては少し物足りないかな、という印象です。

SOUNDPEATS Air5 Pro+:音質に極振りした圧倒的な表現力

「SOUNDPEATS Air5 Pro+」の音質データ
高音域
  • 音1つ1つの粒立ちが良く、アコギなどで煌びやかさや繊細さを感じる
  • スネアやハイハットの音が「シャリシャリ」ではなく「キラキラ」して聴こえる
  • 電子音系の音はパラパラとしている
  • 煌びやかさが強く、耳に刺さるシーンがちょいちょいある
中音域
  • ボーカルラインはほんの少し遠め
  • 男性ボーカルは埋もれがちで、ボーカルの息遣いまで繊細に捉えるのは難しい
  • ボーカルの残響感みたいな余韻を感じられる
  • ドラムロールなど楽器系の音はきめ細かく聴こえて気持ちい
低音域
  • キレが弱くちょいちょいボヤ付きがある
  • 圧倒的なパワーがあって沈み込みや迫力を感じる
音場・定位
  • 音場はかなり広い
繊細迫力
高音より低音より
クールウォーム
狭い広い
全体の感想
  • 圧倒的な表現力で、どんな楽曲でも90点以上をたたき出す
  • 超広がりのある開放的なサウンド
  • 傾向は強めのドンシャリ
一言まとめ

音質で選ぶなら絶対にコレ!
ある種の完成された音質で、価格帯関係なしにコレを選ぶ価値がある。

個人的評価 : 10.0 / 10.0

Air5 Pro+はホントに凄いです。

圧倒的に広い音場で楽器やボーカルが互いに響あい、さらにはその響きが交じり合って、、、、とにかく表現力が高いです。盛り上がる最近のポップスも行けるし、バラード系の優しい表現もできるしで、コイツだけ音質のレベルが1段階上です。

EarFun Air Pro 4+:近めのボーカルで美しく繊細な音質

「EarFun Air Pro 4+」の音質データ
高音域
  • 1音1音キッチリ丁寧に奏でられている
  • 特質した特徴は無いものの輪郭がクッキリとした繊細な音
  • 上の方で広がって抜けていく感覚がある
中音域
  • ボーカルがメインのチューニングで、かなり近い位置にボーカルがいる
  • 女性ボーカルが特に良く通る印象
  • 息遣いまで繊細に感じられる
  • ちょいとげとげしさを残しつつも暖かい音
  • 高音域と同様に輪郭がクッキリしている
低音域
  • ズンと沈み込む、量で押してくるタイプではない
  • シャープな切れ味でキレのある音
  • 立ち上がりが早く馬力が高いイメージ
音場・定位
  • 音場は狭め
繊細迫力
高音より低音より
クールウォーム
狭い広い
全体の感想
  • ボーカルに特化した中音域の量感が厚い「かまぼこタイプ」
  • 薄味ではあるものの、美しさ・繊細さ・クリアさを感じる
一言まとめ

ボーカルメインで音楽を聴きたい方はコレ!
(私が好きな音)

個人的評価 : 9.4 / 10.0

Air Pro 4+は他2機種と全く異なる特徴を持った音質です。

ボーカル特化という少しニッチな特徴にはなりますが、求めている人は確実にいて、そういった方にはかなりおすすめできます。

音質だけで選ぶなら?

メーカー
商品名
Anker
Soundcore Liberty 5
SOUNDPEATS
Air5 Pro+
EarFun
Air Pro 4+
音質評価(4.2)(5.0)(4.7)
  • 「弱ドンシャリでバランスの取れた硬めなサウンド」
    Liberty 5
  • 「圧倒的な表現力と迫力のあるサウンド」
    SOUNDPEATS Air5 Pro+
  • 「近めのボーカルラインと繊細な中高音域」
    EarFun Air Pro 4+

ノイズキャンセリング&外音取り込み比較

検証内容
ノイキャン検証

スピーカーを使用して下記の音を大音量で再生。
その消込具合を確認。

  • カフェの雑音 (70dB近辺)
  • 電車の走行音 (80dB近辺)

※全て私の体感での感想になります
※音楽を流さず検証を行います

外音取り込み検証

スピーカーを使用してYouTubeの動画を再生。
イヤホン未装着時との違いをチェック。

Anker Soundcore Liberty 5:ウルトラノイズキャンセリング3.5の安心感

検証結果
ノイキャン
  • カフェの雑音
    • 広い音域幅でガッツリ消しこまれていた
    • 人の喋り声も9割以上カット
    • 中・低音域のガヤガヤした感覚が一切残らない
    • 食器同士がぶつかる音などの高音域帯は貫通してくるが角は取れている
  • 電車の走行音
    • こちらも幅広い消込
    • 低域の消込量で他との差を感じる

ノイキャン評価 : 9.8 / 10.0

外音取り込み
  • 中・高音域を強めにピックアップする
  • そのおかげかホワイトノイズが強めに入る
  • モード変更などは無し

外音取り込み評価 : 8.4 / 10.0

ノイズキャンセリングはLiberty 5が圧倒的です。コレだけ数ランク上の性能になっていて、特に中・低音域の消し込むパワーがかなり強いです。環境音のデカさにもよりますが、聴こえてくるのは高音域帯だけ、っていうレベルで強力です。

よく、アーティストのライブ音源をボーカルだけに加工する、みたいなショート動画を見かけますが、まさにあの感覚で中・低音域の雑音が消えます。

通勤・通学だったりで外での使用シーンが多い方には、これ以外の選択肢は無いと思います。

SOUNDPEATS Air5 Pro+:そこそこ効くけど“主役は音質”

検証結果
ノイキャン
  • カフェの雑音
    • 広い音域幅でガッツリ消しこまれていた
    • 人の喋り声は7割カット
    • 中・低音域のガヤガヤ感はかなり残る
    • 食器同士がぶつかる音などの高音域帯は貫通してくる
  • 電車の走行音
    • こちらも幅広い消込
    • 他と比べて1割程度の性能差を明確に感じた

ノイキャン評価 : 8.0 / 10.0

外音取り込み
  • ほんの少し高音側のピックアップが強いが、かなり自然
  • ホワイトノイズは若干のる
  • 声を強調するモードがある

外音取り込み評価 : 9.0 / 10.0

Air5 Pro+のノイキャンは正直弱いです。1万円以下の階級が丁度いいレベル。特に他との差を感じる場面は、やっぱり中・低音域の消込量で、ガヤガヤ感がしっかり残ってしまいます。

とは言え、しっかり比較を行って感じたレベルの違いで、音楽を流してしまえばその弱さは気にならないかと思いますが、外での使用シーンが多い方がAir5 Pro+を買うのはあまりおすすめしません

EarFun Air Pro 4+:外音取り込みが最も自然

検証結果
ノイキャン
  • カフェの雑音
    • 広い音域幅でガッツリ消しこまれていた
    • 人の喋り声も8割カット
    • 中・低音域のガヤガヤ感は少し残る
    • 食器同士がぶつかる音などの高音域帯は貫通してくる
  • 電車の走行音
    • こちらも幅広い消込
    • Liberty 5と比べて性能差を大きく感じる事は無かった

ノイキャン評価 : 8.4 / 10.0

外音取り込み
  • 「バランスで良い」というモードを使用すると、生で聴くのと違いが分からないレベルで自然
  • ホワイトノイズは無し
  • バランスが良いとデフォルトの2種類のモードがある
  • デフォルトモードはやや高音域のピックアップが強く、ホワイトノイズも少しのる

外音取り込み評価 : 9.4/ 10.0

Air Pro 4+は他2機種の丁度中間を行くようなノイキャン性能で、Liberty 5のような消込パワーを感じる物の、比較を行うとやっぱりLiberty 5の方が上だなと感じる立ち位置でした。

この性能であれば外での使用がメインの方にも全然おすすめできるかなと思います。

ANC優先で選ぶなら?

メーカー
商品名
Anker
Soundcore Liberty 5
SOUNDPEATS
Air5 Pro+
EarFun
Air Pro 4+
ノイキャン(4.9)(4.0)(4.2)
外音取り込み(4.2)(4.5)(4.7)
  • ノイキャンを最優先で、通勤・旅行の静けさを買いたい
    → Anker Soundcore Liberty 5
  • ノイキャンは“そこそこでOK”、音質重視
    → SOUNDPEATS Air5 Pro+
  • ノイキャン“も”ちゃんと欲しい、価格も抑えたい
    → EarFun Air Pro 4+

マイク音質比較

Anker Soundcore Liberty 5

マイク音

Anker Soundcore Liberty 5
(4.8)

  • クリアで聴きとりやすい
  • 低音の厚みもしっかり感じられる
  • ノイズキャンセリングも強力で違和感が少ない
SOUNDPEATS Air5 Pro+

マイク音

SOUNDPEATS Air5 Pro+
(4.3)

  • クリアで聴きとりやすい
  • ノイズキャンセリングも強力で違和感が少ない
EarFun Air Pro 4+

マイク音

EarFun Air Pro 4+
(4.0)

  • クリアで聴きとりやすい
  • 低音も適度にあって厚みを感じる
  • ノイズキャンセリングは弱く違和感あり

マイク音質はLiberty 5が1歩抜けた性能でした。元のマイク音質も良いし、ノイズキャンセリングが掛かった際の違和感も非常に少なく消込量も多いので、カフェでの会議で使用する際に最も適しています。

カフェでの使用を考えるとAir5 Pro+でも問題なく使えそうですが、Air Pro 4+は少し微妙な気がしました。

  • マイク音質最優先で選びたい・外で会議する可能性もある
    → Anker Soundcore Liberty 5
  • 最優先ではないが、騒がしい環境でも使えるマイクが良い
    → SOUNDPEATS Air5 Pro+
  • 使う機会無いからマイク弱くてもOK
    → EarFun Air Pro 4+

装着感ランキング (個人的)

Anker Soundcore Liberty 5

Anker Soundcore Liberty 5
(5.0)

  • 耳の奥までしっかり入り込んでくるタイプ
  • ドライバー部分とスティック部分の境目が強めにくびれていて、引っ掛かりがあって安心
  • 本体が小さいので圧迫感は少なめ
EarFun Air Pro 4+

EarFun Air Pro 4+
(4.5)

  • 耳の奥まで入り込んでくるタイプ
  • 適度にくびれていて引っ掛かりがある
  • 全体的に圧迫感を感じる
SOUNDPEATS Air5 Pro+

SOUNDPEATS Air5 Pro+
(4.3)

  • 引っ掛かりが弱く少し不安
  • 耳の浅い位置でのフィットで圧迫感が少ない
  • 喋っていると少しズレてくる

装着感で選ぶなら間違いなくLiberty 5です。

耳に上手く引っかかる形状で、喋ったり咀嚼をしたりしてもズレにくいのが特徴です。その上圧迫感を感じにくく軽めな装着感なのもポイント。Air Pro 4+も似たタイプの装着感ですが、そちらはやや圧迫感が強い気がします。

これらの2つは耳の奥へ入り込んでくるタイプになっていて、それが好みではない方はAir5 Pro+がオススメです。浅い位置でのフィットで、圧迫感が少ないですが、他と比べてズレやすいという欠点もあるので、そこは注意です。

  • 抜群のフィット感・安定感が欲しい方、装着感重視の方
    → Anker Soundcore Liberty 5
  • フィット感・安定感を求めている方で、少し圧迫感があっても問題ない方
    → EarFun Air Pro 4+
  • 浅めの装着感で圧迫感の少なさを重視したい方
    → SOUNDPEATS Air5 Pro+

機能比較

メーカー
商品名
Anker
Soundcore Liberty 5
SOUNDPEATS
Air5 Pro+
EarFun
Air Pro 4+
コーデック
SBC/AAC/LDAC
SBC/AAC/LDAC
aptX Adaptive
aptX Lossless
LC3
SBC/AAC/LDAC
aptX Adaptive
aptX Lossless
LC3
Bluetooth5.45.46.0
再生時間本体8時間本体3時間本体8時間
ノイキャン
アダプティブモード
ノイキャン切り替え
ノーマルモードスキップ
マルチポイント
低遅延モード
空間オーディオDolby︎ Audio
LDAC併用可能マルチポイント
空間オーディオ
低遅延モード低遅延モード
装着検出
ワイヤレス充電
機能評価(4.6)(4.0)(4.8)

最も機能が充実しているのはAir Pro 4+で、それとほぼ同等の機能がLiberty 5にも搭載されているというカンジです。
Air5 Pro+に関しては、この価格帯だと断トツで機能が弱く、1万円以下の価格帯にすら負ける可能性があります。

普段使っていて気になってくる部分は、再生時間・装着検出・ワイヤレス充電の3点かなと思っているので、使いやすさを重視するのであれば、Liberty 5 or Air Pro 4+のどちらかで選ぶのが良さそうです。

個人的に、Air5 Pro+を外で持ち出す用、普段使い用として購入するのはおすすめしません。かなり使い勝手が悪いイメージです。

  • ほぼ全部入りのワイヤレスイヤホン。空間オーディオ求めてる方
    → Anker Soundcore Liberty 5
  • 普段使い用は別であって、機能はそこまで求めていない方
    → SOUNDPEATS Air5 Pro+
  • 真の全部入りワイヤレスイヤホンが欲しい方。機能重視
    → EarFun Air Pro 4+

まとめ:1万円台は「何を求めるか」で選ぶ

同じ1万円台でも、

  • ノイキャン特化(Liberty 5)
  • 音質特化(Air5 Pro+)
  • バランス型(Air Pro 4+)

と、キャラクターはかなり違いましたね。比較をしていて非常におもしろかったです。

「ワイヤレスイヤホンに何を求めるのか」
「どういったシーンでワイヤレスイヤホンを使うのか」

この辺りをイメージしてみると自分に最適なワイヤレスイヤホンが分かるはずです。15,000円近辺とそこそこ高価なワイヤレスイヤホンになりますので、是非慎重に選んでください。

この記事が、「自分にはどれが合うのか」を決めるきっかけになれば嬉しいです。

気になるモデルがあれば、個別レビュー記事もぜひ合わせてチェックしてみてください。

それぞれの単体レビューはコチラ

よくある質問 (FAQ)

結局、この3つの中で「一番おすすめ」はどれですか?

「万人向けの1台」という意味では Anker Soundcore Liberty 5 です。
ノイキャン・マイク・装着感・機能のバランスが非常に良く、「とりあえずコレにしとけば困らない」安心感があります。
ただし、音質ガチ勢なら Air5 Pro+、ボーカル好き&音質含めたバランス重視なら Air Pro 4+ のほうが刺さるので、記事内の「どんな人にどれがおすすめ?」を基準に選ぶのがおすすめです。

→クイック比較に戻る

音質だけで選ぶなら、どれが正解ですか?

音質だけで見るなら SOUNDPEATS Air5 Pro+ 一択です。
MEMS+ダイナミックのハイブリッド構成で、広い音場と高い表現力を持っていて、盛り上がるポップスからバラードまで何でも90点以上たたき出してくるタイプ。
ただしバッテリー持ちや機能はかなり弱いので、「音質以外は多少犠牲にできる音質変態さん向け」と割り切って選ぶのがおすすめです。

個人的にはボーカル特化のEarFun Air Pro 4+も好きです。

→Air5 Pro+の音質評価に戻る

通勤・通学など、ノイキャン最優先ならどれですか?

ノイキャン最優先なら Liberty 5 一択です。
中〜低音域のガヤガヤがごっそり消えて、「環境音からボーカルだけ抜き出したライブ音源」みたいな世界になります。
Air5 Pro+ と Air Pro 4+ もそこそこ効きますが、比べてしまうと1ランク差があるので、電車・バス・カフェなど騒がしい場所メインならLiberty 5を推します。

→Liberty 5のノイキャン評価に戻る

在宅ワークやオンライン会議で使うなら、どれが向いていますか?

マイク性能+ノイキャンのバランスで見ると Liberty 5 が頭ひとつ抜けています。
マイク音質がクリアで低音も適度に乗り、ノイズリダクションがかかっても不自然になりにくいので、カフェからの会議などでも使いやすいです。
また、外音取り込みでは高音域のピックアップが強いものの、喋りにくさは感じなかったので、そういった面でもおすすめ。
Air5 Pro+ も十分実用レベルですが、Air Pro 4+ はノイズ処理にやや違和感があるため、「会議でガチ使用」ならLiberty 5推奨です。

→Liberty 5のマイク音を聴く

将来後悔しないように選ぶコツはありますか?

まずは記事の冒頭にもある通り、

  • 「ワイヤレスイヤホンに何を求めるのか」
  • 「どういったシーンで使うのか」

この2つをハッキリさせておくのが一番のポイントです。
そのうえで、

  • 通勤・会議・日常使いのしやすさ → Liberty 5
  • 音質に全振り → Air5 Pro+
  • ボーカル+バランス重視 → Air Pro 4+

というふうに、「自分の軸」と記事内の結論部分を照らし合わせて決めると、買ってからの満足度がかなり上がると思います。

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この記事を書いた人

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