みなさん、お疲れ様です。
もちゅです。
マイクをお持ちの皆様、
どんなマイクアーム使っていますか?
使いやすいですか?
買い替えてもらっていいですか?
とまぁ神アニメを汚すような真似はここまでにしておきます。
どうですかね、「V」字を逆にしたようなタイプのマイクアームを使ってる方が多いのではないでしょうか。
私もつい先日までそのタイプのマイクアームを使っていたのですが、あまりにも不便すぎる事に気づいてしまったんですよね。
- 口元にマイクを持ってくるとアームで画面が見えない
- 動きに自由度が無い
- 収納時の見た目がダサすぎる
ですがこの悩み、とある商品を使うと一発で解決します!!
それが本日紹介する「ロープロファイルマイクアーム」になるわけです。
本日はその魅力をとことんお伝えしていきますので、心を打たれた方は是非購入してみてください。
マイクアームを使っていない方、、、
今すぐ下のリンクから購入しましょう。
概要
ロープロファイルマイクアームって何?
「ロープロファイルマイクアームってなんだよ!!」
って方、いると思います。
画像の左側が従来型のマイクアーム、右側がロープロファイルマイクアームになるのですが、見比べてみるとその名前の意味が理解できるのでないでしょうか。
従来型 : 「下上下」
ロープロファイル : 「下下下」
そうです、従来型は「下上下」とアームが伸びているのに対し、ロープロファイルは「下下下」なんです。
「下上下」のタイプの最大の欠点は、「上」があることです。
「上」があると何がダメなのかというと、
- 「上」のタイミングでモニターの画面を遮る
- 「上」の分のスペースを確保しながら設置しないといけない
- 「上」のせいでマイクアームの主張が激しい
こんな感じで、とにかく「上」が邪魔なんです。
そこでそれを失くし、「下下下」にしたのがロープロファイルマイクアムになるわけです。
Alterzone ALZ-M3 のここが凄い!
とまぁ軽く魅力を伝えましたが、ここらへんで「Alterzone ALZ-M3」の魅力をまとめたいと思います。
- ロープロファイルである
- ミドルプロファイル(勝手に命名)にも変化する
- ケーブルを隠すことができる
- 価格が6,000円台(セール時は5,000台前半に)
こんな感じになります。
ここからは個別で語っていきます。
ロープロファイルである
まずは言わずもがな、ロープロファイルであることですね。
「下下下」であることによって、こんなマイクの設置が可能になります。
どうですか??
結構衝撃的な配置ですよね。
モニターの下をアームが通るという従来型じゃ考えられなかった配置が可能です。
また、収納時はモニターの裏へと持っていくことも可能で、今まで「マイク=圧倒的存在感」みたいな所があったのですが、そんなイメージは過去の話になってしまいました。
ミドルプロファイル(勝手に命名)にも変化する
ここまで「ロープロファイル万歳」で語ってきましたが、実はロープロファイルの弱点もあります。
それはアームが低空飛行すぎるがために、タンブラーなどと干渉してしまったり、腕にあたったりと、位置によっては少し使いづらい場面もあるところです。
ですが、「Alterzone ALZ-M3」はそれを見越して高さを上げるためのポールが1本用意されています。
はい、こんな感じで高さを上げることができます。
これによって、先ほど挙げたような、ロープロファイルがゆえの欠点にも対応できます。
ケーブルを隠すことができる
マイクアームでは標準でついてきて欲しい、ケーブルをアーム内に収納するためのスペースがあります。
これがあるのと無いのとでは雲泥の差。
価格が6,000円台(セール時は5,000台前半に)
さて、これだけの機能が詰まって、何と6,000円台。
Amazonセールの際は5,000円台前半にまで落ちてくる。
以前までは「ロープロファイルマイクアーム」と言えば「Elgato Wave Mic Arm LP」というElgatoの商品一択だったのですが、こいつがまぁとんでもない値段します。
そのお値段、衝撃の15,681円!!
「普通にマイク買えるやん!」
と突っ込みたくなるくらい高いです。
そんな中、我らが中華からこの半額以下で同等の機能を兼ね備えた神商品がでてきて、一気にロープロファイルマイクアームの流れが来たように感じます。
その神商品が今紹介してる「Alterzone ALZ-M3」というわけです。
開封
まずは開封してみる
という事でここからは実機を用いてのレビューになります。
パッケージはいたって普通で、思ったよりも小さめの箱。
中を開けると1本1本袋に包まれたアームたちが入っています。
ここで驚いたのですが、説明書がめっちゃわかりやすい。
ロープロファイルマイクアームってことであまり見慣れない機構をしていて組み立てに手間取ったのですが、説明書を見るとサクサクと進む。
文字ではなく図解が中心なのですが、かなり分かりやすかったです。
しかも書いてある文字は日本語
Alterzone ALZ-M3の付属品
- メインのアームが2本
- 高さを上げるポール
- クランプ周り3種
- デスク保護用のシール
- 雲台
- ネジ×3
- 六角レンチと-ドライバ―が一体になったやつ
- 説明書
こんな感じになります。
マイクアームにしては少し付属品が多いような気もします。
組み立て
Alterzone ALZ-M3を組み立てる
ここからは実際に組み立てながら、簡単な流れをお伝えしたいなと思います。
細かい部分は多分説明書見た方が速い。
まずはこんな感じで、「クランプの部分」と「アームを刺す台」をネジで合体。
ネジは3ヶ所ですが、レンチを1回転させるスペースが無く、少し時間が掛かる。
で、ネジを隠すような形で、デスク保護用のシートを貼り付ける。
先ほど作ったやつをデスクへクランプする。
この辺のやり方は大丈夫なはず。
ちなみに、デスクの厚さは(10-60mm)まで対応みたい
クランプしたやつの穴にアームを刺していきます。
比較的シンプルな構造をしたアームを先に土台へ刺して、その先端に複雑な機構をした(巻貝みたいなヤツが付いてる)アームを刺します。
ここで注意なのですが、、、
始めはアームの差込口(穴の部分)が締まっていて、アームが刺さりにくいと思います。
なので、付属の工具についている「-」ドライバ―を使って、差込口のネジを緩めてください。
場所は、「土台」と「アーム1本目」の二か所あります。
雲台の取り付けは他の部分と比べて難しいので、気合入れていきましょう。
まずは雲台のネジを緩め切ってください。
バラバラにならないように手で支えてから、アームの先端についている突起部分を挟むような形で、取り付けネジを締めます。
アームにはケーブルを収納する場所があるので、そこへマイク用のケーブルを収納していきます。
収納部分のカバーは、アームに対して平行かつ前後にスライドすると外れます。
外したカバーの上にケーブルを乗せて、さっきと逆の動きでカバーをもとの位置に取り付けます。
あとは、お手元のマイクを取り付ければ、完成です。
お疲れさまでした。
少し複雑な部分もありますが、10分くらいで組み立て終わると思います。
Alterzone ALZ-M3の外観
外観はこんな感じ。
質感はサラサラ系で、色は艶消しのブラックになっています。
素材はケーブルホルダーのカバー部分以外はアルミ製になっていて、重量感と安定感があります。
まだ使い始めて 1カ月程度しか経過していないので、耐久性などについては語れないのですが、少なくとも今のところの印象は、傷が付きにくくて塗装も剥げにくい、ってイメージがあります。
アームの中間地点には巻貝のような部分があり、ここの角度を変えることで、マイクの高さを変えたりできます。
始めはこの部分が凄く硬く締められていたのですが、付属の工具で緩めることでスムーズに動くようになりました。
緩めすぎると、マイクの重量でどんどん下へ落ちてくるので、それぞれのマイクに適した締め具合を調整する必要がありそうです。
感想
Alterzone ALZ-M3の使用感
という事で、ここからは実際に使用してのお話です。
アームの可動範囲
まずは皆さんが気になってるアームの可動範囲ですね。
最も長くアームを伸ばした状態だと、支点(クランプ地点)から約70㎝の長さまで届きます。
マイクを取り付けていない状態の計測なので、マイクを取り付けるともう少し届きそうですね。
つまり、支点を中心とする半径70㎝の円内であれば、自由にマイクを持ってくることができるという事です。
当然ですね。
さらに驚いたのが上方向の可動範囲。
アームの中間地点を支点にして約160°回転させることができます!!
これはとんでもない!
例えばこんな感じにして、「下下中」みたいな奇形にしたり、
「下下上」みたいにすることで、デスクに取り付けたまま立った状態での収録とかも行けちゃいます。
私の身長が176㎝なのですが、高さが72㎝のデスクに取り付けて付属のポールを使えば、ちょうどマイクの中心と口元がぴったり合う高さに持ってくることができました。
立った状態で歌や声を収録したいって時に丁度いい。
、、、、
ここで閃いてしまいました。
自由雲台を取り付けてスマホを固定用のホルダーを取り付ければ、
はい、俯瞰撮影できちゃいます。
調べてみるとマイクアームをスマホの俯瞰撮影用に使う手法は割とメジャーみたいですが、このマイクアームは他と比べて俯瞰撮影用アームとしての適性が高いように感じます。
かなり可動の自由度が高いですからね。
更にとんでもないのが、下方向にも可動すること。
アームを水平にまっすぐ伸ばした状態が「0°」とするならば、「-85°」くらいまで下げることができます。
これは書いてて今気づいた。
画像のように設置することで、例えばアコギの生音収録みたいな場合にも対応することができます。
今私が思いつく限りだとこれが限界ですが、ひねればもっと思いつきそう。
可動範囲をまとめると、、、
クランプ位置を中心に半径70㎝の円内
アームの中間地点を支点に上下250°
これがAlterzone ALZ-M3の可動範囲になります。
アームを動かす際のスムーズさ
これだけ動かせてもスムーズじゃなかったら意味ないだろ!!
と思ったそこのあなた、
安心してください。
横方向の動きはとっても滑らかで、上方向の動きに関しては、画像部分の調節をしっかりしておけば、滑らかな動きになります。
つまり、動きに関しても最高です。
ただ、1つ気になったことがあって、この巻貝部分にあるボルトが結構舐めやすい気がします。
しっかりレンチを奥まで刺してから回さないと、すぐダメになっちゃいそうなので、この点は注意が必要です。
ケーブルの収納部分について
今こんな感じで、3mのXLRケーブルを使用しているのですが、私の環境だと大体2.1mくらいのケーブルが余りました。
マイクアームを通すのに約0.9mのケーブルを使用する
USB接続のマイクでも2.0mほどのケーブルが付いてくると思うので、ケーブルが足りなくなるってことはよっぽどないのかなと思います。
ただ、マイクの設置位置をPCが置いてある位置と反対側に設置するとなると、ケーブルに関しては少し注意した方が良いように思います。
見た目に関しては、取り回しの為か結構あそびがある様に感じました。
個人的には十分スタイリッシュにまとめられてる印象なのですが、「ケーブルの露出はNGなんです、、、」っていうケーブル恐怖症の方は若干気になるのかなと思います。
1つ感じた事としては、クランプの画像の部分にケーブルを通せるホルダーのようなものがあったらなと思いました。
今使っているモニターアームのクランプ部分に、ケーブルを通せるようなギミックが付いているので、ケーブルを整理する際に重宝しています。
アームの設置例
今私はデスクの右側に設置して、オーディオ関連を一か所にまとめています。
冒頭に伝えた「モニター裏にマイクを収納する 」っていうのがどんな感じなのか、実際にやってみたのでお伝えします。
はい、こんな感じです。
マイクを使う時はモニターの下から生やして(画像左)きて、使わないときは裏に収納する(画像右)。
これをするための条件が一応あって、
デスクとモニターとの間が最低18㎝空いている
コレが必須条件になります。
その他環境に応じて注意点があるので、自分の環境と相談しながら設置してみてください。
私が右側に設置している理由は単純で、飲み物を左に置くタイプだからです。
Alterzone ALZ-M3の良かったところ
1カ月間使用して感じた良かった所は
- 組み立てやすく説明所も丁寧
- アームの可動が滑らか
- 可動範囲がとんでもない
- 幅広い用途で使用可能
- 設置した時の見た目がスマート
こんな所です。
やはり一番衝撃の強かった点はその可動範囲ですかね。
正直使い始めた当時は「可動範囲が広くて使いやすそう」程度の認識だったのですが、この記事を書くにあたり色々と試してみて気づいた、様々な用途に対応できる点がこの商品の一番の魅力に感じました。
普段はただのマイクアームだけども、
歌やナレーションを収録する時は立ってマイクを使いたい
アコギの音を収録したいからマイクを足元へ持ってきたい
といったニーズにもしっかり対応している。
私はこれらの用途で使う事はほぼないのですが、ちょっと視点を変えた俯瞰撮影での使用が個人的にぶっ刺さりでした。
俯瞰撮影用にもう1台購入するかを今検討している所です。
また、マイクアームとしての完成度は凄く高く、丁寧に書かれた説明書だったり、スムーズな可動、奇麗な見ためを考えると、とても6,000円台前半の商品とは思えないクオリティに感じました。
セール時は5,000円台前半ですからね。
Alterzone ALZ-M3の悪かったところ
さて、もちろん残念ポイントもあります。
- 若干グラつきがある
- ネジが舐めやすい
- 高級商品と比べると造り込みに欠ける
- カーラーが黒のみ
この2点が残念ポイントになります。
取り上げてなかったので、ここで細かくお伝えしますが、マイクアームの土台部分が若干グラつきます。
画像で言うとこの部分で、アーム側のポールの径が少し細めになっているせいで、土台の差込穴との隙間ができてしまい、アームが上下にグラつきます。
グラつき具合は上下に「1°」動くか動かないかくらいのグラつきなので、ほとんど気にならないとは思いますが、一応お伝えしておきます。
多分このグラつきがマイナスに働く場面はなさそう。
また、ネジが舐めやすいのも注意が必要です。
調整の際は本当に慎重にお願いします。
普段使ってて感じることは無いのですが、ケーブルの収納部分などを見ると、他の高級商品と比べて作りこみに欠けるなと思いました。
先ほど紹介したエルガトのマイクアームは、ケーブルの収納部分がマグネットで脱着できたり、そもそもケーブルの取り回しにこだわりがあったり、価格相応の造り込みがされています。
また、そちらの商品には存在する「白」がこちらでは無く、今のところは「黒」一色のカラー展開になっているのも残念に思います。
カラーに関しては今後に期待したいところです。
Alterzone ALZ-M3 レビューまとめ
- 組み立てやすく説明所も丁寧
- アームの可動が滑らか
- 可動範囲がとんでもない
- 幅広い用途で使用可能
- 設置した時の見た目がスマート
- 若干グラつきがある
- ネジが舐めやすい
さて、いかがだったでしょうか。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
「Alterzone ALZ-M3」の魅力が少しでも伝わってくれてると嬉しいです。
ただロープロファイルマイクアームってだけではなく、立って状態での収録や楽器の収録、拭かん撮影まで、幅広く使えてしまう「Alterzone ALZ-M3」。
欲しいなと思った方は是非下のリンクから ご購入下さい。
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