お疲れ様です、もちゅです。
本日は今話題沸騰中のイヤーカフ型イヤホンを紹介していきます。
その名も、
SOUDPEATS CC イヤーカフイヤホン
こちらは比較的安価で買えるイヤーカフ型、つまりは耳に挟むタイプのワイヤレスイヤホンになります。
耳に挟むタイプという事で、家事やスポーツといった何かをしながら音楽を楽しむ、ながら聴きに特化したワイヤレスイヤホンになるのですが、実はながら聴き用途にはもったいないくらいの完成度で現在バカ売れ状態となっています。
耳の穴をふさぐ事が無いため、非常に快適な装着感で長時間の使用でも全く問題なく使えて、尚且つ音質もイヤーカフ型とは思えないくらい出来のいい仕上がりでした。
現状私の中では作業中イヤホンの1軍としてガシガシ活躍しており、作業中イヤホンを探している方にかなりおすすめの商品となっています。
本日はそんなSOUDPEATS CCの魅力について余す事紹介していきます、是非最後までお付き合いください。
メリット | デメリット |
---|---|
耳を挟むタイプなので開放的 シリコン素材が使われていて長時間装着しても痛くならない 開放型ヘッドホンのようなリスニング体験 クリアで艶感のある中高音域 アプリが凝ってて見やすい | タッチセンサーの位置が微妙 充電端子の位置が微妙 |
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」ってどんなイヤホン?
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」のスペック
SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン | |
---|---|
ドライバー方式 | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー |
対応コーデック | AAC、SBC |
連続使用時間 | イヤホン単体 : 6時間 ケース込み : 24時間 |
充電時間 | イヤホン : 約32分 ケース : 約106分 |
重量 | イヤホン片側 : 約5g ケース込み : 約47.3g |
参考価格 | 7,280円 Amazon |
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」の詳細スペック
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」の特徴
- 耳に挟むイヤーカフ型
- 耳を塞がないイヤホン
- シリコン素材を採用した優しい装着感
- デュアルマグネットドライバーを採用
- 左右を気にせず収納可能
- マルチポイント対応
- 急速充電対応
特徴をざっくり上げるとこんな感じです。
一番の魅力はイヤーカフ型がもたらす開放的な装着感で、普通のうどんタイプのイヤホンとは違い耳に挟むタイプになっているので、圧迫感や蒸れ、かゆみなどをほとんど感じないのが特徴です。
装着感の部分ではもう1つこだわりポイントがあり、耳に触れる部分の素材が肌に優しいシリコン素材を採用している点で、これによる装着感への影響にも注目したいですね。
その他では左右を気にせず収納ができる点が特筆すべき特徴かと思います。
後程実際に使用しながら詳しく説明しますが、右耳に付けていたイヤホンをケースの左側に収納しても、次使う時にはそれは左耳用のイヤホンとして使用できる、と言う中々珍しい機能が付いています。
この点からもわかる通り、7,000円のイヤホンとは思えないこだわり抜かれた製品になっています。
開封と外観
開封
化粧箱とその蓋を開けるとこんな感じです。
イヤホンの入っているトレーの下に付属品が入っていました。
- イヤホン本体
- 充電ケーブル(Type-C to A)
- SOUDPEATS ステッカー
- 説明書類
内容物の中にステッカーが入っていてびっくりしました。
SOUDPEATSさんのオリジナルキャラクターなのかな?
残念ながら私はステッカーを使いこなすことはできないので、大切に保管しておきます。
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」の外観を写真でチェック
ケースの外観はこんな感じです。
少々安っぽさを感じる艶感のあるプラスチックケースになっており、正面にはインジケーターとボタンが付いています。
裏面はType-Cの充電端子とワンポイントで「SOUDPEATS」と書いてあります。
イヤーカフ型イヤホンという事もありケースのサイズ感は大きめですね。
イヤホン本体の外観はこんな感じです。
雫?の部分の外側が光沢感のあるプラスチック素材で、耳にあたる内側の部分とアーチの部分がシリコン素材になっています。
シリコン部分には若干のグリップ感もあります。
耳の後ろ側にあたる雫の部分はグリップ感を強めるために2本の線状の出っ張りがあります。
耳の前側にあたる雫の部分にスピーカー穴とマイク穴が2ついています。
左右の印字は無く、ケースの左右どちらに収納するかで自動的にイヤホン側の左右が決まる仕様になっています。
重量はこんな感じです。
イヤホン単体(1個分)が6.0g、ケース込みで47.0gになっています。
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」を使ってみて
音質 : 全体的にクリアで中高音域の艶感が凄い!
早速音楽を聴いてその実力を試してみました。
1曲聴き終えた感想としては「中高音域がクリアで艶感が気持ち良すぎる」でした。
全体的に感じた事はイヤホンのリスニング体験では無く、どちらかというと開放型ヘッドホンのようなリスニング体験に感じていて、音場の広さや音の抜けていく様が完全に開放型ヘッドホンなんですよね。
窮屈さを全く感じさせず、気持ちよく抜けていく所が個人的にはかなり好きでした。
中高音域はクリアで見通しが良いのですが、それ以外にも「刺さるギリギリの気持ちよさ」みたいなのもあって、私が普段聞いているアニソンとかなりマッチしてました。
ちょっと辛口な評価をすると中高音域に厚みや深みなどが無く、音を引き延ばしたような「スカスカ感」を感じる部分もあったりします。
低域は普段控えめな印象ながらも、サビなどの盛り上がる場面では中高音域に埋もれない存在感を放ってくれます。
ただパワフルさやズンと沈み込む感じは無く、若干物足りなさを感じる場面もあります。
- 高音
-
クリアで艶感がある。
厚みや深みといった部分が欠けてる。 - 中音
-
見通しが良く伸びてくる感覚がある。
芯がある - 低音
-
少し控えめで程よく出ている
- 音場
-
開放型ヘッドホンなみの広さ
繊細 | 迫力 | |
---|---|---|
狭い | 広い | |
クール | ウォーム | |
低音寄り | 高音寄り |
音質に関してまとめるとこんな感じ。
正直言ってイヤーカフ型イヤホンに対してかなり舐めていた所があって、想像の遥か上を行く音質に衝撃を受けました。
音質の感想は全て「ダイナミックEQ : オン」「EQプリセット : SOUDPEATSクラシック使用」での感想になっています
装着感 : ソフトで軽いが用途によって弱点が
続いては装着感についてです。
第一印象としてはとにかく「軽い」で、耳に何かをつけているという感覚がほとんどないんですよね。耳の穴に突っ込むタイプだと、どんなに軽くても流石に耳に入ってる感はあるのですが、CCはそれが全く感じられなかったです。
ただ1つ挟む力が少し弱いような気もしていて、ガッチリフィットしている時の安心感がないので、ちゃんと装着できているのか不安になってしまいます。
とはいえポロッと落ちるわけでもなく、激しく首を振ってもちょっと外側へずれる程度で、落ちる気配は全く無かったです。
あと、耳に触れる部分の素材がシリコンになっている点ですが、特別肌触りが良いとかは感じなかったものの、その真価は長時間使用時に感じられて、イヤホン・ヘッドホンでありがちな痒みなどを一切感じず最後まで快適に使用できました。
装着感の軽さとイヤーカフ型である点、肌に優しいシリコン素材が使われてる点、この3点を考えると長時間作業時のお供として最適なきがします。
左右気にせず収納できるのは便利、だが惜しい
- 右耳に付けていたイヤホンをケース左側へ収納
- 左耳に付けていたイヤホンをケース右側へ収納
- ケースを閉じて10秒放置
- 左側へ収納したイヤホンは左耳で、右側へ収納したイヤホンは右耳で使用可能
ケース収納時に左右の確認が要らない
左右を判別する印字などは無いから、区別がつかなくなったらケースに入れないとダメ
この機能についてまとめるとこんな感じです。
初めは目新しい機能でテンション上がりましたが、実際に使ってみるとぶっちゃけそこまで便利じゃないというか、メリットもデメリットもあるので何とも言えない機能に感じました。
この機能が真価を発揮するには、耳に装着しただけで勝手に左右を調節してくれる機能が必要かなと思います。
たとえ右耳用のイヤホンを左耳に付けたとしても、自動でそれを検知してくれて勝手に左耳用に変わる、みたいな機能だとメリットのみで便利に感じましたが、そんなのはかなり厳しそう。
アプリのデザインがオシャレで使いやすい
こちらはアプリの画面になるのですが、非常に凝ったデザインになっている事が分かります。
- タッチ操作を無効にする
- ゲームモード
- タッチ操作をカスタマイズ
- ムービーモード
- ダイナミックEQ
EQの変更
- 適応型EQ
- プリセットEQ(全9種)
- SOUDPEATSクラシック
- 高音域の強調
- 低音を強く
- 低音を弱く
- ロック
- ポップ
- エレクトロニック
- フォーク
- クラシック
- カスタムEQ
アプリで設定できる内容をざっと挙げるとこんな感じです。
基本的な設定は一通りできるようになっています。
カスタムキーは左右1~3回タップ、長押しの計8種類の操作が可能で、割り当て可能な操作は全て同じ8項目から設定できます。
適応型EQはイヤホンを利用して個人の聴力を測ったうえで、その人に最適なEQを提示してくれる機能になります。
実際に測定して使用してみましたが、確かにしっくりくるEQ設定で耳に優しい音質に変化しました。
提示されたEQの内容を見ると高音域が下げられて低音域が少し持ち上がたものになってい、より全ての音域をバランスよく効けるEQ設定になっている事が分かりました。
ただ、気持ちよさに欠けるので私は「ダイナミックEQオン」「SOUDPEATSクラシック」で使用します。
「QCY Crossky C30」との比較
スペック比較
SOUDPEATS CC | QCY Crossky C30 | |
---|---|---|
対応コーデック | SBC, AAC | SBC, AAC |
ドライバー | 12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー | 10.8mmデュアルマグネット・ハイセンシティー・ドライバー |
バッテリー | イヤホン単体 : 約6時間 ケース込み : 約24時間 | イヤホン単体 : 約5.5時間 ケース込み : 約25時間 |
音漏れ防止 | あり | あり |
マルチポイント接続 | 対応 | 対応 |
左右気にせず収納 | 対応 | 非対応 |
価格 | 7,280円 | 6,580円 |
スペックを比較してみると明らかな違いは無く両者ともに似た製品になっています。
ここでは価格が700円程安いQCY製品に軍配が上がりますが、実際に使用しての感想は全くの逆でした。
その内容は後程。
サイズ比較
両者を並べてみるとそのサイズ感はC30の方が若干小型になっています。
ただ耳の裏側と接触する部分のサイズがCCよりも大きく、表側と接触する部分と大きくずれています。
ケースに関してはCCが横に若干長く、C30が縦に若干長くほとんど一緒ですね。
重量を比較するとこんな感じ、こちらもほとんど一緒ですね。
使用感比較
ここまで価格以外にほとんど違いが見られなかった両製品ですが、使用感、特に音質と装着感の部分で著しく違いが見られたのでその内容をまとめます。
結論を言うと私はSOUDPEATS CCの方が比較的満足度が高いと感じました。
SOUNDPEATS CC | VS | QCY Crossky C30 |
---|---|---|
◎ | 音質 | △ |
◎ | 装着感 | △ |
〇 | 装着時の安定感 | ◎ |
△ | タッチ操作のしやすさ | 〇 |
〇 | 機能性 | 〇 |
- 音質
-
- C30は落ち着いた味付け、CCは明るく騒がしめの味付け
- 解像感はCCの方が高い
- C30は包み込まれるような低音域で若干窮屈さがあり、逆にCCは開放的
- C30は寝る前や疲れた日に使いたい、CCはいつでも使いたい
C30はかなり落ち着きのある味付けになっており、厚みのある低音域により全体が包み込まれる印象があります。そのおかげでCCと比べると開放感という点で物足りず、窮屈さを感じる場面が多かったです。開放型ヘッドホンの面影を感じたCCに対してC30はザ・イヤホンといった印象です。C30の音質は寝る前や疲れた日のリスニング用としてはうってつけの音質になっています。
- 装着感
-
- 長時間の装着なら圧倒的にCC、C30はすぐに痛くなる
- 激しいスポーツシーンならC30の方が信用できる
装着感は大きく異なり、CCがソフトで柔らかい装着感なのに対し、C30はガッツリ挟んでくる感じ。C30は耳に接触する部分の素材がプラスチックになっているので、硬く着けている感がある。また挟み込む力もC30の方が強いので装着した際の安定感は感じられます。その反面すぐに痛みを感じてしまうのが欠点で、長時間の使用を考えるとCCの方が優れている。CCの装着した際の安定感がないわけでは無く、あくまで比較するとって話なので、激しいスポーツシーンで使う予定がないのならCCを選ぶと幸せに感じます。
- タッチ操作に関して
-
- CCは耳に装着した際の表側にタッチセンサーがあって押しにくい
- C30は裏側にあるので押しやすい
タッチ操作に関してはC30が圧倒的に使いやすかったです。CCだと髪の毛や耳に邪魔されてうまく押せない場面が多く正直かなり使いにくいです。その反面C30は裏側にタッチセンサーがあるので全くストレスなく押すことができます。
用途や重要視する点によって結構異なるので、明確にこっちが良いとは言いにくいですが、音質と長時間の使用を重視する私にとっては圧倒的にCCが良かったなと感じます。
まとめ : 良かった点・悪かった点
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」の良かった点
- 耳に挟むタイプなので開放的
- シリコン素材が使われていて長時間装着しても痛くならない
- 開放型ヘッドホンのようなリスニング体験
- クリアで艶感のある中高音域
- アプリが凝ってて見やすい
良かった点はこのあたりです。
個人的にイチ押しのポイントはイヤーカフ型だからこそ成せる開放型ヘッドホンのような音質です。
普段PCで開放型ヘッドホンをメインで使用している私にとって、それに近いリスニング体験がデスクトップPC以外の場面でも手軽に味わえるのは非常に良かったです。
中高音域はクリアで艶感があり、普段聴いているアニソンとの相性が良いのもかなりグッド。
その他では付けているか分からないくらい優しい装着感も素晴らしく、イヤーカフ型であることと相まって、全くストレスを感じさせない装着感になっていて良かったです。
残念ながら、左右気にせず収納ができる部分はデメリットもあって良かった点にはならなかったです。
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」の悪かった点
- タッチセンサーの位置が微妙
- 充電端子の位置が微妙
悪かった点はこの2点。
始めは表側にタッチセンサーがある事に関して、「まぁこんなもんか」くらいの感想でしたが、裏側にタッチセンサーがある別のイヤーカフ型イヤホンを使用して、その押しやすさを知ってからはとにかく使いにくく感じてしまいました。
もう1つは充電端子の位置で、実際にケーブルを刺してみるとどうやってもスマートに置けないんですよね。
よくあるワイヤレスイヤホン同様、下側に端子があれば良かったなと思いました。
「SOUNDPEATS CC イヤーカフイヤホン」レビューまとめ
- 耳を挟むタイプなので開放的
- シリコン素材が使われていて長時間装着しても痛くならない
- 開放型ヘッドホンのようなリスニング体験
- クリアで艶感のある中高音域
- アプリが凝ってて見やすい
- タッチセンサーの位置が微妙
- 充電端子の位置が微妙
以上になります。
いかがだったでしょうか?
個人的には音質の良さに衝撃を受けており、正直イヤーカフイヤホンに対してあまり良いイメージはなかったので、想像との違いの大きさにびっくりしました。
音質の良いワイヤレスイヤホンなら他にもたくさんあるのですが、やはりイヤーカフ型×SOUNDPEATSがもたらす装着時の快適さ、この部分が他とは一線を画す完成度の高さになっていて良かったです。
料理中や皿洗い中、リビングでのブログ作業中、といった様々な場面で活躍しているので、私の中では日常生活で欠かせない1軍ガジェットになっています。
ながら聴きイヤホンが欲しいけど、音質も装着感も重視したいそこのあなた、SOUNDPEATS CCは非常におすすめの商品ですので、是非下のクーポを利用して購入してみてね!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
次回もイヤーカフイヤホンのレビューでお会いしましょう。
では、また。
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