お疲れ様です、もちゅです。
今回はMacBook Air用に大容量で高出力の最強モバイルバッテリーを購入したので、そのレビューを行なっていきます。
その名も、
Anker Power Bank (25000mAh, Built-In & 巻取り式USB-Cケーブル)
衝撃の容量25,000mAhのモバイルバッテリーになります。さらには出力が単ポート最大100Wで、モバイルバッテリーとは思えない圧倒的パワー。また、本体の充電も100Wに対応しているため、まさかの2時間を切る速度で満充電まで持っていけます。
そして極め付けは本体に2本のケーブルを搭載している点。70cmで使い勝手のいい巻き取り式ケーブルと、ストラップ兼用の30cmのケーブルと2本搭載しているため、ケーブルを持ち歩かなくてもコレ1台で完結します。
本日は、そんな「Anker Power Bank 25000mAh」について余すことなく紹介していきます、是非最後までお付き合いください。
- 容量25,000mAh・単ポート最大100Wの超大容量モバイルバッテリー。70cm巻き取り式+30cmストラップ兼用の内蔵ケーブル2本でケーブル不要
- M5 MacBook Airを69Wで0→100%(1時間58分)。据え置き100W充電器とほぼ同じ充電カーブで、表面温度はむしろ10℃低い
- 弱点は596gの重さと、3ポート以上使うとUSB-C1以外が5V(約7W)に制限されるポートのクセ
【結論】買うべき人 / 待つべき人
買うべき人
- MacBook AirなどのノートPCを、外出先で0%から満充電まで戻したい人
- カバンにケーブルを入れ忘れがちな人(本体だけで完結する内蔵ケーブル2本は本当に強い)
- 家族や友人と共有して、複数台をまとめて充電する機会が多い人
- バッテリーの劣化状況を数値で管理したい人(ディスプレイ4ページ目で確認可能)
- 出張・旅行が多い人。92.5Whなので機内持ち込みの100Wh制限内に収まる
待つべき人
- スマホ用として持ち歩きたい人。596gはiPadより重く、日常使いにはオーバースペック
- 複数台を「同時に」「速く」充電したい人。3ポート以上ではメイン1ポート以外が5V約7Wまで落ちる
- MacBook Air 15インチやMacBook Proを0%から満充電にしたい人(13インチでも残量5%まで使い切る)
- ポケットに入るサイズを求めている人。厚み49mmは想像以上に嵩張る
「Anker Power Bank 25000mAh」のスペック&特徴
| Anker Power Bank 25000mAh | |
|---|---|
| 容量 | 25,000mAh |
| 搭載ポート | USB-C × 1 USB-A × 1 内蔵ケーブル × 2 |
| 充電速度 | 単ポート最大100W |
| 内蔵ケーブル | 30cmストラップ一体型ケーブル 70cm巻き取り式ケーブル |
| 本体サイズ (長さ×幅×高さ) | 約158 × 54 × 49 |
| 本体重量 (実測値) | 596.5g |
| 保証期間 | 最大2年 |
| カラバリ | ブラック/シルバー |
| 参考価格 | 14,990円 →Amazon |
- 容量25,000mAhの大容量モバイルバッテリー
- 単ポート最大100Wの入出力に対応
- 2ポート同時充電時も合計最大165W出力が可能
- 70cmの巻き取り式ケーブルと30cmのストラップ一体型ケーブルの2本を内蔵
- 最大で4台のデバイスを同時充電可能
- ディスプレイ付きで充電速度や本体温度、バッテリー劣化状況などを表示可能
「Anker Power Bank 25000mAh」開封・外観
開封


- 本体
- ポーチ
- 説明書類
外観を写真でチェック






本体を見ていくと、やっぱり25,000mAhはデカイですね。初めてみるレベルのサイズ感です。縦横は固定電話の子機くらいのサイズですが、厚みがある分それ以上のデカさを感じます。
正面にはディスプレイ、その左側面の上部にボタン、下部にUSB-AとUSB-Cのポートが1つづつあります。上面には巻き取り式ケーブルが格納されています。右側面にはストラップ兼内蔵ケーブルがあります。


巻き取り式ケーブルは、本体に少しめり込むように格納されるため、本体に変な出っ張りなどができないようになっています。また、ポート部分と本体がマグネットでくっつくようになっているのもポイント高いです。
長さは70cmで使いやすいです。

ストラップ兼用の内蔵ケーブルは長さが30cmあり、こちらもそこそこ使いやすいです。
ただ、ケーブルを固定する機構が簡易的なため、ストラップとして使用している際に外れやすいです。ストラップとしての機能には、あまり信用しない方がいいかもしれません。

同じAnkerから出ている、巻き取り式ケーブルを内蔵した容量10,000mAhのモバイルバッテリーと比較するとこんなカンジ。
容量が倍以上、出力も倍以上ということで、サイズはかなり大きくなっています。

重量は596.5gで、普通にタブレット級の重さです。なんならiPadより重い。
ディスプレイ部分を詳しく見る




- 1ページ目 : 本体の残量と合計出力
- 2ページ目 : ポート別の出力
- 3ページ目 : 本体の温度
- 4ページ目 : 本体バッテリーの劣化状況
本体のディスプレイは4ページで構成されています。
特に4ページ目のバッテリーの劣化状況が見れるのはポイント高く、意外と忘れられがちなモバイルバッテリーの交換タイミングを把握しやすいです。この劣化状況は全てのモバイルバッテリーで見れるようにして欲しいですよね。
また、個人的な感想だと、ポート別の出力状況が見れるのはレビュアーとしては嬉しいです。お陰様で他ポート充電時の検証がやりやすかったです。
検証に使用する道具

- USBテスター
- AVHzY CT-3
- POWER-Z
- YEREADW双方向 USB C パワーメーター
- 電子負荷
- AVHzY CT-3付属のSM-LD-00
- サーモグラフィー
- HIKMICRO Mini2 V2
- 100W出力対応の充電器
- CableGeeker PD100W急速充電器
- ケーブル
- CIO 柔らかいスパイラルシリコンケーブル
本体の充電にかかる時間




| 満充電にかかった時間 | 1時間56分 |
|---|---|
| 最大速度 | 89W |
| 開始直後の表面温度 | 31℃ |
| 開始30分後の表面温度 | 45℃ |
| 30分後の充電状況 | 39% |
90W充電を17分ほど維持
※室温28℃前後で検証
本体の充電の様子を見ていくと、初めの17分ほど最高速を維持していましたが、中盤は50W近辺へと下がってしまいました。出力を考えると流石に発熱が大きすぎたみたいですね。
それ以降は50Wで続き、終盤で徐々に速度を落としていく流れとなりました。満充電まで2時間を切る速さで持っていくことができ、容量25,000mAhを感じさせない速度感です。
対応する充電規格を調べる
モバイルバッテリーをテスターに接続して、対応する充電規格を調べてみます。

※緑文字が対応、赤文字は非対応

| 電圧 | 電流 |
|---|---|
| 5.00V | 3.00A |
| 9.00V | 3.00A |
| 12.00V | 3.00A |
| 15.00V | 3.00A |
| 20.00V | 5.00A |
| 5.0-11.0V | 5.00A |
| 4.5-21.0V | 5.00A |
利用可能なPDOを調べてみると、流石の対応っぷりですね。
注目したいのはPPSの部分で、両方ともで5.00Aに対応しているため、Galaxy S24Ultra以前の端末にて、しっかり「超急速充電2.0」の45W充電を引き出すことができます。また、PPS21Vまで対応しているため、Galaxy S26 Ultraで実装された「超急速充電3.0」の60W充電だったり、Pixel 10 Pro XLの37Wだったりを引き出せます。
容量に偽りはないか?

| 27W | |
|---|---|
| 公称容量 (mAh) | 25,000 |
| 理論値 (mWh) | 92,500 |
| 実測値 (mWh) | 65962.8 |
| 理論値に対する実測値の割合 | 71.31% |
※「理論値」は「公称容量」×3.7Vで算出
※「理論値に対する実測値の割合」は以下の計算にて算出
理論値に対する実測値の割合 = 実測値(mWh) / 理論値(mWh)
今回、容量が25,000mAhもあるため、普段なら5V2Aで放電検証を行うところ、9V3Aで放電検証を行いました。
9Vへの昇圧によるロスなどを考えると、今回の71%越えは非常に優秀な数値かなと思います。容量の偽りはもちろん無いですし、スマホの充電などで使用する出力でも高い変換効率を維持しています。
大体、スマホを4回満充電にできるくらいの容量になりそうです。
実際に端末の充電を行う
ここからは実際に端末の充電を行い、充電速度や発熱具合を見ていきます。
iPhone端末とGalaxy端末を同時に充電




| iPhone 16 | Galaxy S22 Ultra | |
|---|---|---|
| 0% → 100% にかかった時間 | 1時間54分 | 57分 |
| 最大速度 | 26W | 40W |
| 開始直後の表面温度 | 30℃ | |
| 開始30分後の表面温度 | 42℃ | |
| 30分後の充電状況 | 56% | 70% |
両端末とも純正充電器と似たグラフが取れた
本体のバッテリーは50%消費
※室温28℃前後で検証
充電結果を見てみると、流石のパワーですね。端末2台ともを最速レベルで充電できています。
今回iPhone側のログしか取れていませんが、グラフを見ても熱による速度低下は見られませんし、据え置きの充電器を使用した時とほぼ同じグラフになっています。
また、モバイルバッテリー本体のバッテリーは50%しか消費しておらず、スマホ4台分くらいの充電能力があることがわかります。
Galaxy s22 Ultraを充電してみる

「Galaxy S22 Ultra」



| 0% → 100% にかかった時間 | 1時間6分 |
|---|---|
| 最大速度 | 38W |
| 開始直後の表面温度 | 36℃ |
| 開始30分後の表面温度 | 42℃ |
| 30分後の充電状況 | 67% |
純正充電器と似たグラフが取れた
※端末はPPS45Wでの充電が最大
※室温28℃前後で検証
S22 Ultraを単体で充電した際も当然ながら安定していました。
最速級で充電が行えている上に、発熱量も控えめです。100W越えの出力が可能なモバイルバッテリーなだけあって、スマホの充電だとかなりの余力を感じられます。
MacBook Airを充電してみる

「M5 MacBook Air」



| 0% → 100% にかかった時間 | 1時間58分 |
|---|---|
| 最大速度 | 69W |
| 開始直後の表面温度 | 33℃ |
| 開始30分後の表面温度 | 44℃ |
| 30分後の充電状況 | 60% |
据え置きの充電器と同程度の充電結果
※端末は70Wでの充電が最大
※室温28℃前後で検証
肝心のMacBookを充電してみると、理想的な結果となりました。
最大速度は69Wとなり、端末側の最大に近い速度が出ています。更にグラフを見ていくと、熱によって速度が制御された様子は見られず、高出力ながらも十分な放熱によって、安定した充電ができていることがわかります。
また、面白い事に30分後の表面温度が、以前レビューしたAnker Charge Station 7in1の据え置き充電器よりも10℃ほど低く、放熱性能がとんでもなく優秀なことが分かります。
MacBook用として理想的なモバイルバッテリーですね。
ただ、満充電完了後のモバイルバッテリー側の残量は、5%残っておりましたが、今回MacBook Air 13インチを充電した際の結果です。15インチ版は少しバッテリー容量が増えるため、0%から満充電まで持っていくことは出来ない可能性が高いです。その点は注意が必要です。
多ポート同時充電時の出力を確認
このモバイルバッテリーにはポートが4つもあるので、ココからは同時充電の挙動をじっくり見ていきます。
基本的にはスペック通りの合計出力が出るのかと、出力の分配はどうなるかを見る簡易的な検証になります。連続使用時の発熱による挙動などは検証していませんので、ご了承ください。
2ポート同時充電時

| パターン1 | パターン2 | パターン3 | パターン4 | |
|---|---|---|---|---|
| USB-C1 | 100W | 60W | 28W | – |
| USBーC2 | 61W | 61W | 71W | 72W |
| USB-C3 | – | – | – | 100W (停止) |
| USBーA | – | – | – | – |
| 合計出力 | 161W | 121W | 98W | – |
スペック上は2ポートの合計165W(USB-A使用時は133W)で出力を分配
※USB-C1はテスターを使用して出力を固定
※本体の温度によって挙動が変わる可能性あり
結果を見ていくと、スペック通りの合計165W近くが出ていました。
挙動のクセとして1つ確認できたのが、USB-C1 (巻き取り式ケーブル)を使用している際は、そちらが優先的に高出力ポートとなります。パターン2を見ていくと、テスターで60Wを指定し、USB-C2は72W充電可能なMacBook Airを接続していますが、スペック時には72W出る所、何故か61Wしか出ませんでした。
ただ、明らかな低出力機(最大30Wの端末)と組み合わせると、しっかりUSB-C2側で71Wまで確認できました。
また、パターン4を見ていくと、始めUSB-C3側でテスターを使用して100Wを出力、その後USB-C2側にMacBook Airを接続してみると、USB-C3側の出力が止まり、USB-C2側で72Wでの充電が行われました。
つまり、高出力を要求する端末同士を接続すると、ポート番号が若い方が優先的にメインポートとなります。
という事で、2ポート同時充電時はメインのポートのみが61Wを超える速度で充電出来、サブのポートは61W辺りで頭打ちになります。
ちなみに、電圧に関しては両ポートで20Vの同時出力が可能です。
3ポート同時充電時

| パターン1 | パターン2 | パターン3 | |
|---|---|---|---|
| USB-C1 | 100W | 100W | 42W |
| USBーC2 | 7W | 7W | 7W |
| USB-C3 | 8W | – | – |
| USBーA | – | 14W | 14W |
| 合計 | 115W | 121W | 63W |
スペック上はメインの1ポートが最大100W、その他のポートが合計30Wに制限
※USB-C1はテスターを使用して出力を固定
※本体の温度によって挙動が変わる可能性あり
結果を見ていくとスペック通りメインの1ポートのみが100Wまで出力可能で、サブのポートは全て5Vでの充電となりました。サブのポートは実測で7W近辺しか出ていなかったため、スマホを0%→100%にしようと思ったら3時間くらいかかりそうです。
また、3ポート使用時は先ほど出てきたクセが顕著になり、ほぼ確実にUSB-C1がメインポートになります。USB-C2を使用してテスターで100Wを指定し、その状態で他2ポートの充電を開始すると、USB-C2側の出力が止まってしまいました。
つまり、3ポート使用時はUSB-C1からのみ100W出せるという事になります。他のポートは5Vに制限が掛かります。
2ポート時は明らかな低出力機であれば、USB-C1以外がメインポートとなることもありましたが、3ポート時はサブポートが5Vに制限がかかる性質上、9V以上を要求する端末をUSB-C1に繋いだ時点でそれがメインポートとなってしまいます。そのため、可能な限り早く充電したい端末はUSB-C1に繋ぐ必要があります。
3ポート時は実用で弊害が出るレベルのクセかなと感じます。
4ポート同時充電時

| パターン1 | パターン2 | |
|---|---|---|
| USB-C1 | 71W | 16W |
| USBーC2 | 7W | 7W |
| USB-C3 | 8W | 8W |
| USBーA | 6W | 6W |
スペック上はメインの1ポートが最大100W、その他のポートが合計30Wに制限
※USB-C1はテスターを使用して出力を固定
※本体の温度によって挙動が変わる可能性あり
結果を見ていくと、4ポート時も同様な結果が得られ、メインポートで100W出力が可能、サブポートは5Vに制限がかかりました。
コチラに関しても、USB-C1以外がメインポートとなることは無いかなと思います。
実際に、USB-C1に16W程度を要求する端末、USB-C2にMacBook Airを接続してみましたが、USB-C1がメインとなってしまいました。3ポート時と同様に、早く充電したい端末はUSB-C1に繋ぐ必要があります。
パススルー充電は可能か

| 入力 (IN) | 約95W |
|---|---|
| 出力 (OUT) | 約20W |
| 同時充電 | 可能 |
| 制限 | 特になし |
パススルー充電の挙動はかなり面白い物となりましたね。
本体の充電検証を行った際は、入力の最大値が90Wでしたが、今回は95Wまで出ています。更に面白いのがその維持時間で、90W出力を18分ほどしか維持できなかったのに対し、今回はそれ以上の95Wを27分も維持できています。
もしかしたらパススルー充電時は、バイパス充電的な挙動をするのかもしれません。が、それを確かめるすべがないため、今回はあくまでも可能性の話です。
その他では制限等は特にみられず、入力側は最高速で充電できていますし、出力側もしっかり出ています。
今回30分間パススルー充電を行いましたが、iPhone 16が0%→58%、本体が47%→88%となりました。流石モンスターモバ充ですね。
よくある質問 (FAQ)
「Anker Power Bank 25000mAh」レビューまとめ

- ノートPCの充電も問題なく行える容量25,000mAh
- 入力最大100Wで本体の充電が2時間弱で完了する
- 単ポート最大100WでMacBookなどを爆速で充電可能
- スマホ2台を同時に充電しても最速級で充電可能
- パススルー充電の制限が無く使いやすい
- 本体に2本のケーブルを搭載しており、ケーブルを持ち運ぶ必要が無い
- ディスプレイ搭載で速度やバッテリーの劣化状況が見れる
- 容量25,000mAhだが、92.5Whなので機内持ち込み可
- 本体のサイズがかなり大きく、iPad以上の重さがある
- 3台以上を同時充電する際は1台のみしか急速充電できない
以上になります。
いかがだったでしょうか?
今回MacBook Air用として購入しましたが、買ってよかったと言える理想的なモバ充でした。
個人的にアツかったのがMacBook Airの充電で、100W対応の据え置き充電器で充電した時とほぼ同等クラスの充電速度で、その上しっかり満充電まで持っていけるだけの容量もあり、まさに求めていた性能が詰まっていました。
また、本体に巻き取り式ケーブルを内蔵している点もポイント高く、わざわざケーブルを持ち歩く必要が無くなるのはありがたいです。
個人的に気になった欠点は、3台以上を充電する際は、急速充電できるのは1台のみで、他は5Vの遅めの充電になってしまう点です。複数台を充電する際は注意が必要です。
スマホ用としてはおすすめしにくいサイズ感ですが、今回の私のようなノートPC用のモバ充を探している方は是非ポチッといちゃいましょう!
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。
では、また。


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