お疲れさまです。もちゅです。
本日は今最も波に乗ってるメーカーのXiaomi製品のレビューになります。
その名も、
Xiaomi デスクトップスピーカー
「これを待っていたんだよ!!」と言いたくなるようなシンプルで無駄のないデザインが特徴の、バータイプのPCスピーカー。
細めの円筒形状のサウンドバーで、スピーカー下部には設置面を照らす1本のRGBライトが走ったデザイン。
そして何といってもこのコンパクトにまとまった外観からは想像もつかない程のモリモリ機能になっており、
- 内臓マイクの搭載
- 13種類の操作
- 音量調節ダイヤル
- 本体のみでのEQの変更
- Bluetooth接続対応
- RBG搭載
といった具合に思わず「おい、マジかよ」となってしまうレベルです。
これだけの魅力が6,000円を切る価格で実現されているのも衝撃。
まさにXiaomi武器を活かした本気の一品になっています。
本日はそんなXiaomiのデスクトップスピーカーについて、余すことなくレビューしていきますので、是非最後までお付き合いください。
製品概要
Xiaomiとは
「Xiaomi」、このメーカー名を聞いて何を想像するだろうか。
スマホ、ワイヤレスイヤホン、タブレット、この辺りを思い浮かべる方が多いと思います。
元々その分野が主戦場だったためあながち間違いでは無いです。
だがしかし、最近のXiaomiはそんな狭い壁の中から飛び出し、もっと広い分野に手を出し始めています。
PCモニターや大型テレビ、ロボット掃除機や炊飯器、更にはスーツケースまで。
次どんな新製品を出してくるのかワクワクしてしまうような、多くのジャンルで製品展開をしております。
もちろんメインのスマホなどのモバイル分野でも手を抜かず、最近は世界スマホシェア率第2位という圧倒的な成績を残しています。
そんな激アツなメーカーがXiaomiになります。
Xiaomi デスクトップスピーカー スペック表
スピーカータイプ | サウンドバー |
製品サイズ(横 × 縦 × 奥行き) | 435 × 67 × 67mm |
重量 | 670g |
接続方式 | USB-A, USB-C, AUX(入力), Bluetooth5.3 |
定格入力 | 5V⎓2A |
最大出力 | 5w |
Xiaomi デスクトップスピーカーの特長
- スリムなバータイプのPCスピーカー
- マイク内蔵
- RGB搭載
- 洗練されたシンプルなデザイン
- 3種類の接続方式に対応
スリムなバータイプのPCスピーカー
筒状のサウンドバータイプのPCスピーカーになります。
左右で2つづつのドライバーが搭載されている4ユニット音響構造になっています。
左右のドライバーは中高音域専と低音域専に分かれた構成。
ドライバーの角度は設置面と53°になるよう設計されており、デスクで使用する際に丁度使用者の耳元へ音が届くようになっています。
また、本体のみで設定可能な5種類のEQも搭載。
マイク内蔵
マイクが内蔵されています。
PCスピーカーながらも通話や会議などで使えるマイクの役割も兼ね備えています。
RGB搭載
スピーカの下部にRGBが搭載されています。
丁度設置面が照らされるようになっており、ゲーミングな一面もあります。
RGBの変更は本体のみで設定ができ、曲に合わせてライティングが変化するエフェクトなどもあります。
3種類の接続方式に対応
USB接続、AUX接続、Bluetooth接続と3種類の接続方式に対応しています。
USB接続はType-AとType-Cの両方の接続ができるようアダプタも付属しています。
※AUX接続、Bluetooth接続ではUSBからの電源供給が必要
開封と外観
開封
という事で早速開封していきます。
ここで残念、何の梱包もされず化粧箱に伝票直貼りで商品が到着。
マジか、、、
- スピーカー本体
- 説明書
内容物はとてもシンプル。
USBケーブルは一体型になっており、Type-A Cの変換アダプタも一体型になっています。
またAUXケーブルは付属していないみたいです。
だが、説明書は全くシンプルじゃないみたい。
辞書じゃん
計18言語に対応した極厚説明書が付いてきます。
Xiaomスクトップスピーカーの外観
やっぱり外観は非常にシンプル。
正面に置いた時に見える情報が、
前面がメッシュ素材であること
中央トップにボタンが付いていること
下部にRGBが搭載されていること
たったこの3点であまりにも無駄が無さすぎるデザインになっています。
正面から見て右側には音量調節用のノブが搭載されています。
クリック感のあるノブです。
また、こののノブ部分はボタンのとしての役割もあり、押すことで音楽の再生/停止を行えます。
ちなみに左側はメーカー名が刻印。
端子類は後ろ側に設置されています。
端子類と言ってもUSBは一体型なのでAUX端子のみですね。
底面は振動吸収パッドが4つ付いています。
一体型のUSBケーブルの先端はTypeーCとType-Aを変換できるようアダプタが付いています。
使ってみて
Xiaomi デスクトップスピーカーの音質
という事で実際の音質。
超正直なファーストインプレッションは、「思ってたよりも軽い」でした。
それもそのはず、このスピーカーの最大出力は5Wになっているので、パワフルな音は出てきません。
その他には「正面のスピーカーから音が出ている感」が強かったです。
左右に置くタイプの2chPCスピーカーのような音に包まれる感じというか、左右にスピーカーがあるのに正面から聞こえてくるあの感じは無く、スピーカーから出てるな感があります。
おいおい、悪い所ばっかじゃねぇか、魅力はないのか、と思うかもしれません。
もちろん魅力もございます!!
まず中高音域がとてもクリアです。
Youtubeなどの人の声がメインのコンテンツを消費するには非常に適した音質になっています。
また5種類のEQの変更でかなり音が変化します。
上部についているボタンを押すことでEQを変更できます。
- 音楽
- 低音
- ボーカル
- ゲーム
- 映画
個人的に映画モードが好きです。
映画モードにすると、音が一気に広くなり足りなかった音の厚みも出てくるので、アニメやゲームなどでかなり味のあるサウンド体験ができるようになります。
この映画モード、ホントに凄くて正面一帯にブワッ!っと音が広がり、音の迫力が段違いに増します。
次点で音楽モードも好きで、映画モード時のような横方向の広がりは無いものの、音の厚みが格段に増し深みのあるサンドに変わります。
各EQで音の雰囲気が変わるのは良いですね。
そしてこれらを総合したXiaomi デスクトップスピーカーの魅力、
それは他の再生機器との住みわけがしやすい点です。
ゲームや音楽鑑賞といった趣味を堪能する用途には向かないものの、それ以外の用途、YouTube視聴や学習サイトで講座を見たりといった雑に音を聞きたい場面などで使えるスピーカーになっています。
更にはEQの変更もできるので、作業用BGMを雑に流して気分を上げたい場面でも活躍してくれます。
ヘッドホンやイヤホンなどのガチの再生機器を所持している人にぶっ刺さる商品だと感じました。
Bluetooth接続を試す
Xiaomi デスクトップスピーカーのペアリング方法ですが、正面から見て左のボタン(アクションボタン)を2秒間長押しするとペアリングモードに移行します。
この間にスマホでペアリングを開始すれば完了です。
ちなみに、ペアリング後はアクションボタンの2回押しでUSB接続の音を流すか、Bluetooth接続の音を流すか変更できます。
また、Bluetooth接続時のダイヤル操作は使用する事ができます。
ノブを回すことで音量調節、
1回押しで再生/停止、
2回押しで曲送り、
3回押しで曲戻し
といった操作ができます。
音質は有線接続時と差を全く感じなかったです。
衝撃的なことに、遅延もほとんどありませんでした。
ライティング紹介
搭載されているライティングをまとめると、
- Partyモード
(曲に合わせて光る) - rainbowモード
(虹色で光ながら右から左へ流れていく) - Auroraモード
(複数の色の組み合わせでオーロラのように流れていく) - Fireplaceモード
(炎が燃えているかのような演出) - Colour breathモード
(単色で呼吸するモード。色 : 赤・青・紫・緑・白)
といった具合です。
これらは右のボタン(照明ボタン)を押すことで変更できます。
また、この照明ボタンを2秒長押しするとライティングをオフにすることもできます。
ここで残念だったのが、全て効果が付いてしまっている事です。
緑の単色にただ光るだけ、ってのはできないです。
ちなみにですが、音量ノブで音量を調節すると、ライティングバーが音量メモリのように光ります。
例えば音量マックスの時はライティングバー全体が青色で光る、そこから徐々に下げていくと、それに連動して青色に光る部分が減っていきます。
音量半分の時は左半分のみが青色で光っている状態。
Xiaomi デスクトップスピーカーの操作方法
このスピーカには3つしかボタンが無いですが、できる操作は13種類もあります。
それらを簡単にまとめます。
1回押し → 再生/停止、通話の応答/終了
2回押し → 曲送り
3回押し → 曲戻し
2秒長押し → 電源オフ、着信拒否
8秒長押し → 工場出荷状態に戻す
回転 → 音量調節
Xiaomi デスクトップスピーカーのマイク音質
こちらの音声は内臓マイクで録音した音声になります。
聞いてみると十分使える品質になっているのではないかなと思います。
ただマイク音量だけは注意が必要です。
使用する通話ソフトの設定であらかじめマイク音量を上げておかないと、かなり音量が小さくなってしまいます。
一応、ちゃんとしたマイク環境で収録した音声も載せておきます。
(4万円のマイク環境と言っていますが、計算ミスです。一応6,000円のマイクケーブルを入れると4万円ほどになりますが。)
良かった点・悪かった点
Xiaomi デスクトップスピーカーの良かった点
- クリアで明瞭な音質
- 映画モード時の音の広がりと厚みが異次元
- たった3つのボタンで13種類の操作が可能
- ライティングにおる音量の可視化
- 無駄のなく洗練されたデザイン
この辺りになります。
冷静になって考えるとこのスピーカー中々凄いです。
圧倒的にシンプルな外観と少ないボタン数、にもかかわらずこれだけの機能と操作性を詰め込んでいることを考えると、Xiaomi技術の結晶と言っても過言ではない一品に感じます。
それが6,000円を切る価格で実現できている事に驚きを隠せません。
音質に関してはやや辛口目にレビューしましたが、サイズ感とUSBで給電できる事などを考えると相当レベルの高い音質になっているのは間違いないです。
メインの再生機器にするには一歩足りないですが、雑に使っていけるPCスピーカーとしての役割はかなり高水準で果たしてくれます。
Xiaomi デスクトップスピーカー の悪かった点
- 音の厚みに欠ける
- ライティングに全て効果が付いている
残念だった点はこの2点。
音の厚みに欠けるのは出力が5Wである点とサイズを考慮すると仕方がないです。
ただ、ライティングに関してはホントに残念、というより惜しかったです。
なぜ単色にブレスの効果を付けてしまったのか。
その他の完成度が高すぎるがゆえに、この点は非常に残念で悔しささえ感じます。
ここがただの単色になっていたら、個人的に文句なしの最高傑作になっていたはずです。
Xiaomi デスクトップスピーカーレビューまとめ
- クリアで明瞭な音質
- 映画モード時の音の広がりと厚みが異次元
- たった3つのボタンで13種類の操作が可能
- ライティングにおる音量の可視化
- 無駄のなく洗練されたデザイン
- 音の厚みに欠ける
- ライティングに全て効果が付いている
以上になります。
いかがだったでしょうか。
白統一のデスク環境以外なら間違いなく買いな商品になっています。
特にデスクがそこまで広くなく、2チャンネルの左右に置くタイプのスピーカーの設置がやや困難な方におすすめしたいと感じました。
私もデスクの環境的にPCスピーカーを設置しておらず、丁度いいサイズ感と見た目のバータイプのスピーカーを探していたところでした。
こんな感じで場所に制限がある方には是非使ってもらいたいです。
もちろん、この見た目のスピーカーを待ち望んでいた方も多い事でしょう。
そんな方は安心して購入を検討してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございます。
では、また。
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