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【Redmi Buds 6 レビュー】機能の豊富さで5,000円クラスを圧倒!ハイエンドに迫る勢いのワイヤレスイヤホンがXiaomiから登場しました

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お疲れ様です、もちゅです。

本日紹介するのはつい先日発売されたばかりの、Xiaomiのミドルスペックワイヤレスイヤホンになります。
その名も、

Redmi Buds 6

こちらは5,000円代で購入可能な比較的安価なワイヤレスイヤホンになっています。
安価ながらも機能が圧倒的に豊富で、装着検出機能やマルチポイント接続、Xiaomi端末限定で使える便利機能などをが搭載されており、魅力がつまった機種になっています。

また、この価格帯でデュアルドライバーを採用しており、音質面でも他を凌駕するスペックで、かなり期待が出来そうです。

そんな「Redmi Buds 6」について余すことなく紹介していきます、是非最後までお付き合いください。

メリットデメリット
低価格ながら装着検出機能とマルチポイント接続に対応
価格の割にマルチポイント接続がちゃんとしている
LEDインジケーターによるバッテリー残量表示が便利
Xiaomi端末限定の便利機能が使える
ボーカルファーストな音質
造りに若干の雑さを感じる
低音域さえ上手くまとまっていれば…
機能面ではコスパが高いが、ANC性能で見るとコスパは普通
メリット
低価格ながら装着検出機能とマルチポイント接続に対応
価格の割にマルチポイント接続がちゃんとしている
LEDインジケーターによるバッテリー残量表示が便利
Xiaomi端末限定の便利機能が使える
ボーカルファーストな音質
デメリット
造りに若干の雑さを感じる
低音域さえ上手くまとまっていれば…
機能面ではコスパが高いが、ANC性能で見るとコスパは普通

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目次

「Redmi Buds 6」ってどんな製品?

「Redmi Buds 6」のスペック

Redmi Buds 6
イヤホンタイプカナル型
ドライバーデュアルドライバー
(5.5mm × 1、12.4mm × 1)
対応コーデックSBC、AAC
ANC最大49dB(アダプティブ非対応)
バッテリーもちイヤホン単体 : 10時間
ケース込み : 42時間
急速充電10分間の充電で4時間使用
マルチポイント接続最大2台
参考価格5,480円
「Redmi Buds 6」の詳細スペック
Redmi Buds 6 Pro
イヤホンタイプカナル型
カラーバリエーションナイトブラック
クラウドホワイト
コーラルグリーン
ドライバーデュアルドライバー
・12.4mm大型チタンコーティングダイアフラム
・5.5mmマイクロ圧電セラミックユニット
対応コーデックSBC、AAC
BluetoothBluetooth5.4
通信範囲10m
ANC最大49dB(アダプティブ非対応)
2kHz超広帯域周波数
通話ノイズキャンセリング風速9m/sの風切り音低減
バッテリー容量イヤホン : 54mAh
ケース : 475mAh
バッテリーもち(ANCオフ)イヤホン単体 : 10時間
ケース込み : 42時間
充電ポートType-C
急速充電10分間の充電で4時間使用
重量(実測値)イヤホン単体 : 5.3g
ケース込み : 46.9g
サイズ(mm)イヤホン : 31.13 × 21.34 × 23.5
ケース : 61.01 × 51.71 × 24.80
マルチポイント接続最大2台
防水性能IP54
搭載機能Google Fast Pair
自動装着検出
オーディオシェア(Xiaomi製一部端末)
3Dオーディオ
ワンタッチ撮影(Xiaomi製端末)
参考価格5,480円

「Redmi Buds 6」の特長

「Redmi Buds 6」の特長
  • 5,000円代にしてデュアルドライバ を採用
  • 最大49dBのANC性能
  • 3Dオーディオに対応
  • 装着検出に対応
  • Xiaomi端末を使用した際のワンタッチ撮影機能
  • ケースのライトバーにて充電残量の確認が可能

特徴としてはこんな感じです。

はっきり言って5,000円代にしては詰め込み過ぎな内容になっているかと思います。
音質面とANC性能ではそこそこ期待できそうですし、ちゃっかり装着検出にも対応しています。

その他で気になる点はXiaomi端末を使用した際の便利機能になります。

ワンタッチ撮影機能はその一角にすぎず、その他ではサウンドテストを行ったサウンドIDによるカスタムEQ機能同じ端末に接続された2組のイヤホンに同じ音声を再生する機能、といったXiaomi端末で真価を発揮する機能などもあります。

今作のRedmi Buds 6と6 Proから採用されたケースのライトバーによる充電残量の確認。
このあたりの機能も地味に便利そうですね。

開封と外観

開封

化粧箱はこんな感じ。

「Redmi Buds 6」の内容物
付属品
  • イヤホン本体
  • イヤーピース(S/L)
  • 充電ケーブル(Tyep-C to A)
  • 説明書

内容物はシンプル。

説明書だけは相変わらずの多言語対応タイプで極厚。

外観を写真でチェック

ケース外観

スクロールできます
外観 : 下部
外観 : 下部
外観 : 右側面
外観 : 右側面
外観 : 蓋開け
外観 : 蓋開け
外観 : 斜め
外観 : 斜め
外観 : 蓋開け
外観 : 蓋開け

ケースは平ぺったいた平餅タイプ。
色は若干オフホワイトよりで、質感は側面のみ艶々仕様でそれ以外はちょいザラザラ系です。

正面に「Redmi」のロゴが金色で彫られており、背面には技適マーク系の「シール」。
手前側の側面には充電端子とLEDインジケーター、右側面はボタンがあります。

蓋を開けると中はベージュ系の色になっており、収納部分が艶々仕様でそれ以外はザラザラ系です。

手前側に「DUAL-DRIVER SOUND」と金色で書かれています。

上蓋の内側に技適系のシールを貼ってくれてもいいのでは?

外観 : LEDインジケーター

右側面のボタンを押すとLEDインジケーターでバッテリー残量の確認が可能。

充電中はこんな感じのライティンエフェクト。
これがめっちゃ好き!

イヤホン外観

スクロールできます
外観 : イヤホン本体
外観 : イヤホン本体
外観 : イヤホン本体
外観 : イヤホン本体
外観 : イヤホン本体

イヤホン本体の形状はうどんタイプで、色は完全な白、艶々仕様になっています。

うどん部分の側面は黄色のラインが入っており、この部分が平らになっています。
内側は充電用の電子接点と 「L/R」の文字が彫られており、下から登った先に技適マーク風の物が印刷されています。

画像では伝わりにくいですが、全体的に接合部の加工が荒く感じます。

価格相応なのか?
でも一応5,000円するけど。

計量

イヤホン単体で5.1g、ケース込みで43.5gになっています。

デュアルドライバー採用という事で若干重め。

「Redmi Buds 6」実機レビュー

音質 : ボーカルと低音のためのドンシャリサウンド

「Redmi Buds 6」の音質データ
高音域
  • 存在感が少なく、サビなどでは聞き取りにくい
  • 煌びやかさや解像感は無くシャリシャリ感が強い
中音域
  • 女性ボーカルメインで距離が近くボリュームも大きい
  • 女性ボーカルだと艶感や伸びてくる感覚もある
  • 分離感や見通しの良さという点ではかなり欠けており、サビになるとピアノ・ギターなどがボーカルに埋もれてしまっている
低音域
  • ズンと沈み込むような感覚があり圧倒的パワフルな低音
  • 残響感が強く、ベースなどが鳴るとぼわぼわして音全体の見通しが悪くなる
  • キレは無くぶよぶよしたイメージ
音場・定位
  • 音場は狭めで全体的に音の広がりが感じられない
繊細迫力
高音より低音より
クールウォーム
狭い広い

音質のまとめはこんな感じです。

一言で表すなら「ボーカルと低音のためだけの音質」と言いたくなるくらい、聴こえてくる音の中でこの2つの割合高く、圧倒的迫力でガツンと音楽を楽しむのに特化したイヤホンに感じました。

ボーカルファースト好きの私にとっては最高。

ただ、繊細さなどは感じられず、低音域の多い場面などでぼわぼわした、聴きにくさを感じてしまいます。
特にSPYAIRさんのオレンジのイントロでは結構見通しが悪くなってしまいました。

全体を通してドンシャリ傾向の音質ですね。

検証環境

※Xiaomi Pad 6s Proに接続
※コーデデックはAAC

※Spotify最高音質を使用

リファレンス曲一覧
  • Drown (milet)
  • Freesia ((K)NoW_NAME)
  • Rainy veil (やなぎなぎ)
  • 桜のかくしごと (甘神三姉妹)
  • CRAZY FOR YOU (焼塩檸檬 (CV : 若山詩音))
  • 月の温度 (JELEE)
  • ユリイカ (ロクデナシ)
  • 恋してる自分すら愛せるんだ (こはならむ)
  • UP TO ME! (Little Glee Monster)
  • シス×ラブ (HoneyWorks, 成海聖奈(CV : 雨宮天)、成海萌奈(CV : 夏川椎菜))
  • Bullets (konoco, kobashiri)
  • 星座になれたら (結束バンド)
  • lull ~そして僕らは~ (Ray)
  • Blast! (TRUE)
  • オレンジ (SPYAIR)

ANC性能 : 出先で使うにはちょっと性能不足

ANC性能はぼちぼちかなと感じます。

スピーカーでカフェの雑音を流して検証を行ってみたのですが、人の話し声がかすかに入ってきて、周りで人が話してるんだな、ってことが分かるくらいの性能です。

食器が重なる音のような質量のある高音域はもちろん、フォークと食器が重なるような高音だけども質量はない、みたいな音も貫通してきて、高音域に関しては結構弱いように思いました。

その他ではキッチンにあるコンロの換気扇の音で検証してみましたが、そちらは「サーー」って音がかなりの音量で聞こえてきました。
低音域~中音域まではガッツリ消してくれるものの、中高音域からが厳しい印象。

上位モデルの6 ProにANC性能で勝ってる「QCY MeloBuds Pro」が5,000円で買える事を考えると、ANC性能面でのコストパフォーマンスは悪いのかなと思います。

外音取り込み性能

外音取り込み性能に関しても数段弱いように感じており、常用するのはきついのかなと思います。

具体的には低音域のぼわぼわ感が強く、常時ホワイトノイズが載っています
人のしゃべり声などはクリアで聞き取りやすい物の、声の厚みと言う部分が欠けており、自然さという点ではも物足りないのかなと感じます。

こちらもANC同様コストパフォーマンスは低めですね。

ノイキャン周りの設定画面
  • 外音取り込みモード(3段階)
  • ノイズキャンセリング (3段階)
  • オフ

ノイキャン周りの設定項目はこんな感じです。

外音取り込み・ノイズキャンセリングともに3段階で調節可能。

上位モデルに搭載されているアダプティブモードや、装着者に合ったノイズキャンセリングモードなどは無いみたいです。

装着感 : フィット感抜群で激しく首を振ってもOK

装着感は快適性と安定性の両方を兼ね備えた完璧仕様

と言うか上位モデルの「Redmi Buds 6 Pro」と同じ形状(ぱっと見)になっているので、装着感はそちらと全く同じです。
6 Proよりも重量が少し軽い分、耳への圧迫感みたいなのが減ってる気がします。

とは言えイヤホン本体の重量は少し重めではあるのですが、それを感じさせないくらい装着感は軽めで、3時間程度の連続使用は余裕で可能でした。

フィット感もかなり高く、毎度恒例の全力首振りテストでも全くズレませんでした。

カナル型なので食事中の咀嚼時には流石にジワジワと取れてきます。
会話でも同じですね。

マイク品質は必要十分な性能

卓上ファン

※室内で録音
※Galaxy S22 Ultraの録音アプリ使用

マイク音質については聞いてもらった方が速いと思うので、まずは上の音声ファイルを再生してみてください。
中で登場する卓上ファンは上の画像の物です。

音質は必要十分レベルの性能で、特別良く感じる訳では無いですが、通話で声を届けるだけなら問題なさそうです。
ノイズキャンセリング性能も価格にしては頑張っており、風が吹いてると通話できません、ってことは無いでしょう。

バッテリーもち : ANC最大設定で連続6時間持たないくらい

バッテリーもち検証
ANC機能オン(最大設定)
音量20%で使用
再生内容「Spotify」の最高音質で曲を再生
接続コーデックAAC
マルチポイント接続オフ
使用環境空気清浄機/加湿器を付けた室内

結果

2時間使用で35%減

今回は連続2時間使用のみでの検証ですが、単純計算で6時間行かないくらいの連続使用が限界かなと感じます。
(また今度100%から0%までの時間を検証し、追記します。)

今回はANC機能をアダプティブで使用して検証したので、環境によっては更にバッテリーの減りが加速する可能性もあります。

音量に関してはANC機能があるので屋外でも十分な音量になっています。

バッテリーもちに関しては普通レベルかなと感じました。
6 Proよりもちょっぴりもちは良さそうですが、ほとんど誤差レベル。

マルチポイント接続は割り込みが効くが、停止はしてくれない

マルチポイント接続時の挙動

あと勝ちタイプ
切り替わりのタイムラグはほぼ無し

使用環境
※Galaxy S22 Ultra、Xiaomi Pad6S Proの2台に接続
※両方ともAAC利用

マルチポイント接続の挙動はスムーズですが、6 Proと比べて使いにくい部分があります。

それは切り替わり後に再生が止まらない点です。

例えば、端末1で音楽を再生している最中に、一瞬だけ端末2でYoutubeを再生したくなったとします。
もちろんあと勝ちタイプなので、端末2で再生を始めるとそちらの音声が流れ始めるのですが、その後端末1側の音楽は再生されっぱなしなんですよね。

だからといってどこからか音が流れてるわけでは無く、行き場のない音声が永遠再生されてる状態になってしまいます。

その点、6 Proの方は切り替わった瞬間に端末1の音楽が勝手に停止されるので、そのあたりで価格を感じます。

ただ、割り込みの効くあと勝ちタイプになるので、かなり使いやすいです。

あと勝ちとは、
端末1で音楽再生時に端末2で動画を再生、すると端末2へ切り替わる、つまり後に再生した物へ切り替わる仕様

マルチポイント接続時の安定性については私の環境では問題なさそうでした。
急に止まったりすることは無かったです。

Redmi Buds 6のアプリで出来る事

こちらはアプリ画面になります。
結構シンプルな造りにはなっていますが、できる事の幅がかなり広いので、いくつかピックアップして紹介していきます。

3Dオーディオに対応しているが機能は少ない

「Redmi Buds 6 Pro」の3Dオーディオ設定
アプリ画面 : 3Dオーディオ
  • イマーシブサウンド
    (3Dオーディオのオン/オフ)

3Dオーディオの設定はオン/オフのみしか無いみたいです。

以前紹介したXiaomi Buds 5や前回紹介したRedmi Buds 6 Proのような、ヘッドトラッキング機能や3Dオーディオ専用のEQ機能などは無いみたいです。

で、肝心の性能面は結構レベルが高かったです。
よくありがちなぼわぼわ感等は全くなく、クリアでかつ横と上にちゃんと広がってくれました。
ただ厳し目な評価をすると、前方向の広がりがほぼゼロで物足りなさを感じます。

ちなみにですが、こちらの3Dオーディオ機能は音源に左右されず、全ての音源で使用可能です。

EQ設定はプリセットとカスタムが可能

アプリ画面 : EQ設定

「オーディオ効果」の設定ページでは、EQ設定が可能になっています。

あらかじめ用意されたEQプリセットは「標準」「高音強化」「低音強化」 「音声増幅」の計4種類で、もちろんカスタムEQにも対応しています。

ジェスチャー操作の設定は普通

「Redmi Buds 6 Pro」のジェスチャー操作
  • 1回押し・2回押し・3回押し
    • なし
    • 曲送り
    • 曲戻し
    • 音量アップ
    • 音量ダウン
    • 再生/停止
  • 長押し
    • 音声アシスタント起動
    • ノイズキャンセリング/外音取り込み切り替え
    • カメラ起動&タップで写真を撮る(Xiaomi端末限定)

ジェスチャー操作は基本的な物ができるようになっています。
Xiaomi端末を使用した場合限定で、長押しによるカメラ起動&タップで写真を撮るが可能です。

個人的に良いなと思ったのはやっぱりカメラ起動の機能で、私はXiaomi Pad 6s ProというタブレットしかXiami端末を所持していないので、メインのスマホで使えないのが凄く残念です。

実際に使ってみると結構便利でした。

また操作時にタップした回数分のフィードバックがあるので、「今の操作どう認識されてるかな?」と気になってしまう方でも安心して使えます。

具体的には3回タップすると「ポコポコポコ」と超高速で3回フィードバックがあります。

イヤーピースのフィット感テストなんかもある

「追加設定」のページにて「装着検出」「デュアル接続」「着信に自動応答」と各機能のオン/オフが可能になっているのですが、この中でひと際輝く珍しい機能が1つあるんですよね。

それが「イヤーピースのフィット感テスト」。

実際にフィット感テストを実施してみました。

開始を押すと愉快な音楽が数秒間流れ、ちゃんとフィットしていれば画像のように「ぴったりなフィット感です」と出てきます。

と、ここである可能性を思いついてしまったんですよね。

どのサイズのイヤーピースでも「ぴったりなフィット感です」なんでしょ。

と他2種類のサイズ(S/L)でも検証しました。
全て「ぴったりなフィット感です」でした。

念のためイヤーピースを付けずにテストしてみた所、流石に認識してくれたみたいです。

という事でこの機能はまだ発展途上の機能になるのかなと感じました。

Xiaomi端末限定の機能

ここから紹介していくのはXiaomi端末限定の機能です。
各機能でXiaomi端末の中でも機能が使えないものもあったりするので、各節の最後に使用可能な端末を記載しておきます。

また、これらの機能は「Redmi Buds 6」の上位モデルである「Redmi Buds 6 Pro」では使用できないみたいで、以前紹介した 「Xiaomi Buds 5」では使えそうです。

サウンドID*カスタマイズオーディオシェアカメラ操作
Redmi Buds 6
Redmi Buds 6 Pro
Xiaomi Buds 5

独自の測定によるカスタムEQが作れる (サウンドID*カスタマイズ)

こちらはXiamiのアプリ画面では無く、Xiaomi Pad 6s Proの標準設定アプリの画面になります。
Bluetooth設定から「Redmi Buds 6」を選択するとこの画面に行きます。

測定使用するメロディーを3種類の中から選択して、測定を行います。

測定方法は単純で、選択したメロディーのEQがいじられた「A/B」2種類の音源が与えられるので、それを聞き比べて好きな方を選択する、この操作を計6回を行う事でEQが完成します。

アプリ画面 : カスタムEQ

試しに測定してみて完成した EQがこんな感じ。

中低音あたりを持ち上げ、それ以外を落とした「かまぼこ型」みたいなのができました。

実際にこれで音楽を聴いてみましたが、残念ながら全く好みで無かった、と言うより最悪の音質になっていました。
結構に使われるメロディーの癖が強くて、上手い事作るのは難しそうに感じます。

この機能の対応端末

2025年1月現在

Redmi Note 13 Pro 5G
Xiaomi 14 Ultra
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4
Xiaomi Pad 6
POCP F6 Pro
など

2組のワイヤレスイヤホンに同じ音楽を流せる(オーディオシェア)

アプリ画面 :

オーディオシェアに対応したXiaomi製のワイヤレスイヤホンを、同じ端末に2組接続すると設定のBluetoothの項目にて「オーディオシェア」をオンにする欄が登場します。
この欄は両方に登場する訳では無く、後に接続した側のワイヤレスイヤホンの設定画面に登場します。

こちらをオンにすると、何と両方からちゃんと音楽が流れ始めました

オーディオシェア中はコーデックがSBCに固定されるみたい。

この機能の対応端末

2025年1月現在

Redmi Note 13 Pro 5G
Xiaomi 14T Pro
Xiaomi 14 Ultra
Xiaomi Pad 6S Pro 12.4
など

長押しでカメラ起動、タップで写真撮影(カメラ操作)

対応した端末にRedmi Buds 6を接続し、ジェスチャー操作の設定項目に行くと、何と長押しのところに「Take photo」と言う操作を割り当てる事ができます

この機能は単純で、長押しでカメラを起動、そのままタップで撮影、とシンプルながら意外と使う場面があるかもしれない便利機能になります。

一度端末でスクリーンショットを行う使えなくなる。

えぇっと、現状私の環境だと何をやっても使えないです。

たった一度「電源ボタン 音量ボタン」を組み合わせたショートカットでスクリーンショットを取ったのですが、その後イヤホン側でカメラ起動のジェスチャー操作を行うと、スクリーンショットが行われます。

カメラが起動しません。

端末の再起動、電源オフ、ペアリング解除、ワイヤレスイヤホンのリセット、全て試しましたがダメでした。
今後解決したら追記します。

ところが、

次の日使ってみたら普通に使えました
イヤホンの電源を切った状態でしばらく放置したら直りそうです。

この機能の対応端末

Xiaomi HyperOSを搭載した端末なら全てOK

まとめ : 良かった点・悪かった点

「Redmi Buds 6」の良かった点

  • 低価格ながら装着検出機能とマルチポイント接続に対応
  • 価格の割にマルチポイント接続がちゃんとしている
  • LEDインジケーターによるバッテリー残量表示が便利
  • Xiaomi端末限定の便利機能が使える
  • ボーカルファーストな音質

良かった点はこのあたり。

価格の割に豊富な機能が搭載されている点は非常に魅力的で、この価格帯ではトップクラスの機能性だと感じております。

マルチポイント接続での挙動も素晴らしく、ラグなく切り替わるだけでもポイント高いのですが、割り込みの挙動が安定しているので、かなりレベルが高いと思いました。
この価格帯のマルチポイント接続だと、安定して同じ挙動をすることがほとんど無いので、この辺りは流石Xiaomi。

これは私の好みの話にはなりますが、充電中のLEDインジケーターのエフェクトと、ボーカルファーストの音質はかなり良かったです。

ボタンを押せばLEDインジケーターでバッテリー残量を確認できる、ありそうで実際に搭載している機種はかなり少ないこの機能が、コンパクトに搭載されている部分もポイントが高いと感じました。

「Redmi Buds 6」の悪かった点

  • 造りに若干の雑さを感じる
  • 低音域さえ上手くまとまっていれば…
  • 機能面ではコスパが高いが、ANC性能で見るとコスパ悪め

残念だった点はこのあたり。

ANCというこのワイヤレスイヤホンのメインともいえる部分の性能がイマイチな点は、かなり残念。

音質に関しては低音域のまとまりが無く、ここさえまとまっていれば1万円クラスに匹敵するレベルにまで化ける可能性があって、非常に惜しくて残念でした。

「Redmi Buds 6」レビューまとめ

Redmi Buds 6
メリット
  • 低価格ながら装着検出機能とマルチポイント接続に対応
  • 価格の割にマルチポイント接続がちゃんとしている
  • LEDインジケーターによるバッテリー残量表示が便利
  • Xiaomi端末限定の便利機能が使える
  • ボーカルファーストな音質
デメリット
  • 造りに若干の雑さを感じる
  • 低音域さえ上手くまとまっていれば…
  • 機能面ではコスパが高いが、ANC性能で見るとコスパ悪め

以上になります。

いかがだったでしょうか?

想像していた結果と若干異なっていたかもしれませんね。
私自身も豊富な機能に目を奪われて、「今回もXiaomiとんでもないの出してきたな」と購入時は思っていたのですが、いざ使ってみると、いつもXiaomiの新製品に感じていたあの感動は少なかったです。

期待の大きさゆえか、かなり辛口でレビューしており、マイナス部分を多く感じやすくなっていたのかもしれません。

とは言ったものの、機能が豊富であるという点は変わらず、価格を考えると信じられない量の機能が詰まっているのは事実です。
音質面でも5,000円代じゃ考えられないレベルの仕上がりでした。

Redmi Buds 6をメイン機として買うのも、もちろんおすすめなのですが、マルチポイント接続目的のサブ機としてであったり、ボーカルファーストな音質を求めて購入する方に、特に背中を押した製品なのかなと思います。

5,000円近辺のメイン機を探している場合は、先ほどちょっと登場した「QCY MeloBuds Pro」もおすすめです。
気になる方は是非。

という事で最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次回はXiaomiから新しく登場したスマートウォッチ、Redmi Watch 5のレビュー記事でお会いしましょう。

では、また。

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この記事を書いた人

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